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【Blog】SACRA MUSIC FES.2019-NEW GENERATIONを振り返る

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―――アーティストに向けて飛ぶ、叫ぶといった自分の感情を懸命に表現する場。これがLIVEの醍醐味である!!

ども、LIVE終わりで腕と足が悲鳴を上げているnaw0です。

昨日一昨日と行われたSACRA MUSIC FES.に参加してきました。めっちゃ…楽しかったね、感無量。
久々に飛んで、叫んで、テンションMAXでイッケイケなLIVEに参加してんですが、最初から最後までマジで楽しかった。

その影響で、声ガラガラで筋肉痛ってなわけです。ちなみに笑ったり咳すると腹筋も痛いです。(水樹奈々のLIVE行って時はしょっちゅうでしたが)
そんなアッゲアゲなFesについてまずはほんの先端だけ触れておきましょう。

今回、SACRA MUSIC としてFesを開催するのは初めての試み。NEW GENERATIONということで今回は、前回のSMEが主催だったMUSIC THEATERと打って変わって新世代のアーティストたちのパフォーマンスが繰り広げられました。

MUSIC THEATERは過去最高のFesですね、ボクにとっては。アニメ映像バックにして、アーティスト歌うってのが神演出だった。今でもアレを超えられるのはないね。想像してみ?

今でも鮮明に覚えてるわ。こういうのが震える演出っていうんだよ!!!!だからSMEは神なんだよ。

MTではSSAという音響が悪い環境で、アリーナモードを活用することにより、アーティストに最高のパフォーマンスを届けたSMEは流石としが言いようがない!

だからこそ、今回のSACRAもすごいぜ?360°のステージに音響はサラウンド8.1chの神セット!生バンドで歌わねぇアーティストがマジでもったいない!音響良すぎてマジビビった。金かけすぎだろ、SME!演出にはバンナムも関わっているな?いい仕事したぞマジで!!!!!!

だからさ、初っ端でPENGUIN RESEARCH出てきた時に震え上がっちまった。しかもWILD BLUEなんてアッゲアゲな曲だ!ボルテージも最高潮!!!

かつて、水樹奈々の自叙伝である"深愛"の中でプロデューサーの三嶋章夫が彼女に告げた言葉がある。

「俺にはアイドルに夢中になるやつらの気持ちがわかるねん。何を求めているのかがわかるから、とにかく喜ばしてあげたいんよ」

「どうすればみんなが鳥肌を立ててくれるか、そればっか考えてるよ」

「俺だったら、鳥肌の立つものにしかお金をはらいたくないもんね」

たぶんエンターテイナーもプロデューサーもこれが行動原理だろう。

そう。その観点からすれば演出側は最高に鳥肌が立つステージを想像して作ったはずだ。

自分がオーディエンスであったときにどうあれば楽しいのか、どうすれば鳥肌が立つまでにある種において極まったステージにできるのかを。

そしてそれは見事に成功を収めた。今回終わって見たからこそわかる。最高に鳥肌が立つステージの連続が今回のSACRA MUSIC FESだったのだと!

すべてのアーティストが個性を出しながら全開で盛り上げる。それにオーディエンスも答えるという単純な行動が気持ち良かった。
ホント思い出しただけで、楽しさがいつまでもリピート再生される。

――――最高だな。

曲を聴きながら、上がりながらも迫力に度肝を抜かれて「おいおい、このサウンドが約4時間続くのかよ…と!」興奮したもんです。間違いなくあれは体験した人間しかわからねぇ、LIVEとしては最高の環境だった。

だが、このサウンドの真価は壮大な大迫力の音響だけじゃない。

―――そう、アコースティックを最高に輝かせる。

斉藤壮馬くんとPENGUIN RESEARCHのコラボ(Vo+Gtr←普段はBASE+key)で、ReLIFEのボタンを歌唱してくれたんだが、これだよこれ!!!!音が単調で響く+歌声だけという演出は鳥肌も止まらなかったが、涙腺が最高に刺激された。

壮馬くんが最高に輝いたステージで、流さない涙はない。棒立ちで見つめてしまっていた。

しかも男性アーティストだから、声が低音ということもあってずっしり体に響き渡る。心地よい時間を生み出すハーモニーとユニゾン

あの瞬間だけは、ステージが180°転換した。

もちろん音だけじゃねぇ。映像の演出と音の演出も流石のSMEだ。

そう、3月のパンタシアだ。表情を出さないスタンスの彼女のステージではバックに映像が流れる。これが生歌と相重なって、思わず表情筋がにやける。
さながら空腹を前にした犬といっても良いだろう。最高のごちそうというわけだ。

だが、今回ボク自身は、初めて彼女の表情を見た。全開MTで拝見した際には、全体を暗く、体だけを明るくする演出で素顔が見えなかったのだが、今回は顔出しがあった。

しかし、そんなことはすぐに頭の中から抜けてしまった。 なぜなら、歌唱ですべて持って行ったからだ。

ピンクレモネードが個人的にめちゃ好きな一曲なんですが、マイクから溢れる歌声からは楽しさとかわいらしさの二重属性が降誕!これに惹かれない者がいるであろうか?否!居ないわけがないな!

そして、盛り上がりで言えばやはり外せないのが、スピラ・スピカだろうね!

ボク自身はですね、ぶっちゃけた話がSawanoHiroyuki[nZk]だけがお目当てだったわけですが、今回のFesを通して好きなアーティストが増えました。ふふ、これがFesの醍醐味でいいところだよね。

…ここだけの話、澤野さんはNEW GENERATIONではないでしょうよ。本人も言ってたけどw

いやでもそんなこと言ったら、GARNiDELiAClariS、シークレットで登場した藍井エイルやLiSAはどうなることやらw (LiSAもネタにしてたが)

ま、置いておいて。

全体を通して楽しくてたまらない疲労感に懐かしさを感じたLIVEでしたが、今回新たに好きになったのは前述もした、スピラ・スピカGARNiDELiAの二組。スピラ・スピカはマジで今回最大のダークホースだったw

曲自体は、Spotifyで前日くらいから聴いていたのですが、LIVEで大いに化ける!生は違うね。テンションめっちゃ上がる!初日にその事実に気づいてしまって、二日目はこの時に全力投球。

この日一番飛んでたんじゃないかなー。めっちゃ腕降ってたし。連番者にめちゃ楽しそうでしたよって言われてやっぱ全開に出てたんだねって今更ながらに思ったね。

スタートダッシュ / 小さな勇気。…まさに感無量。

アニソンとしては数奇なもので、3ピースバンド(Vo. Gtr. Bass.)の構成。

ボク自身はアニソンで初めて3ピースバンド見ましたね。どんなもんかと持ったら、すげぇ楽しそうに歌うたうし、見ていてこっちが楽しいんだよ!!!
前半部分で一番上がったよね。

そして、魅力はそれだけじゃない。Voの幹葉さんね。彼女のキャラクターがめっちゃいい。しゃべらせたら天下一品!面白いんだよねー!!それに加えて関西のイントネーションがたまんねぇ。MCにホント惹かれる…。ってか惹かれた。

調べたら、徳島出身らしいね彼女。いやぁぁぁ何年も徳島行ってるのに気付かなかった。(言い訳:あっち行ってあっちの人と話すこと少ないし)

そして確信した。絶対にワンマンライブ楽しいでしょ!こういうのがあるからFesはやめられねぇ!参加自体は最近めっきり減ったけど、こういうのがあるから楽しいんだよねー!

音響抜群の環境と、彼女のパフォーマンスを全開にできる360°ステージはオーディエンスを引き込ませる環境として、素晴らしく機能していた。まさにあるべくして、できたステージ。

ぜひとも次はワンマンに参加してみたいものです。
あ、そうそう。スピラ・スピカとはhalcaさんがコラボしましてね。

halcaさんはかぐや様で知ったんですが、フレッシュさがいい感じですね。センチメンタルクライシスがめっちゃ好きなんですが、これ生で聞くと彼女の歌声と相まって記憶に残りますよね、うん。

さてさて、ステージの使い方で言えば、様々なアーティストがふんだんに自分たちを表現していたので、感想を述べていこうと思う。

まずはお目当てだった、SawanoHiroyuki[nZk].
言えるのはあの最高のサウンド環境で澤野弘之の曲が聞けることの贅沢さ!

彼の曲の特徴である、サビにかけて盛り上がっていくあのサウンド。聞いていた時には、神でさえも震え合わせるであろう荘厳さと壮絶さをら兼ね備えていた。

登壇したTielleとGemie、そしてASCA.
驚愕なまでの絶好調な声量が絶大なステージを表しており、圧倒の音楽によるパフォーマンスだった。

  • Cageの荘厳さ。
  • sh0utの獰猛さ。
  • ninalieの美しさ。
  • Unti-Lの魂すら震わせる壮大さ。

すべてが澤野弘之の音楽を表した最高のステージだった。マジで6月のLIVEが楽しみすぎる…!

そしてそしてー、今回自分がスピラ・スピカ同様に好きになったGARNiDELiA.

Vo×キーボードパフォーマンス×ダンサー。これはたまんなかったね。それはそれは上がるサウンド構成なわけですが、Voの歌が上手すぎる。+ダンスだぜ?オーディエンスとしては最高だろー!

生で聞くと歌声がめっちゃ奇麗なの!こういうの聞き入るって言うんだろうな。

あと、注目したのは結構動き的に全身を使ってる感じがしたんだけど、その中でダンサーと同じくらいVo.が動いてんのがとんでもない。

その効果もありステージがより大きく、躍動している。これはファンが増えるわけだ。今回はステージが角度的な意味で広いし余計だな。ダイナミックとしか言いようがない。

ちなみに極楽浄土って曲には、オーディエンス向けにも振付があるんだけど、その時に単調なサウンドだけで練習するものだから、上手さが際立つ。

思わず、「歌うめぇな…おい」と口に出してましたw

実際、極楽浄土始まったら好きなテイストすぎて、脱帽。帰りの電車でリピートして聞いてたもんwすっかりファンになってしまったGARNiDELiAに乾杯。

そしてステージって言ったら、=LOVEじゃないかな?

指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループみたいなんだけど、いやぁアイドルしてたね。

動きとしてはさほど難しくない振付ですが、人数が多いのでものすごく迫力を感じる。高校の頃に友人がAKBが好きだったんで、そのあたりは結構知っていたんですが、こういうグループを生で観たことがなかったので迫力に圧巻されました。

バランスのいいアーティストの並びだったけど、今回は新しく見た人が多いのでそのあたりもピックアップしていきますか。

圧倒的な歌唱力で驚いたのはASCAさんかな。
ApocryphaのEDでデビューした彼女ですが、今回"声"が聞けたのがめっちゃ嬉しかった。

作品ファンでもあるから初めて聞くこともありめっちゃ刺さった、棒立ち。普段聞くサウンドと違うんだもん。何回も言うけど音響最高かよ。

でもそんなこと言ったら、RESISTERたまんないわ。飛びながら泣いてた。

SAOのAlicizationは僕が最も好きなエピソード。だからこそ感情移入しちゃうし、歌詞を深く聴きながらのLIVEなんて最高の贅沢だよ。

そしてその贅沢さを前の段階でつないだのが、Reona.ASCAの前が彼女でね。forget-me-notには泣かされてしまった。その日一番に泣いたのがforget-me-notだった。

この曲はユージオを歌った曲。

それでも彼方を目指す
それでも証を探す
生きた理由を知りたくて 意味を残したくて

RESISTERがキリトの心情ならこれは対局。
ステージで歌う彼女が一人。そして、青と緑と白でライトアップされた演出。

まるで自分が此処にいるよ、と届けるように歌うReonaがとても素敵だった。

自分はユージオの心境と想いを重ねていたのか、しばらく空虚であったかもしれないと思うほどに、どうしようもない唖然とした美しさがそこにはあった。

と、SAOワールド全開で話してしまいましたが、もちろんこの方々も忘れてはいけませんね。

Trysailさんですね。

お恥ずかしい話、誰が誰だか全くわからなくて連番していた方に教えてもらっていましたw

言われるとキャラで出てくるあたりがアニメヲタクだなぁと思ってしまう。雨宮天さんならアカメ。麻倉ももさんならアユミかな。

それにしても彼女たちのパフォーマンスは光るものがありましたね。盛り上がる明るさ満載な曲が構成されていまして、それにファンが応じる様子が見ていてこっちまで楽しくさせてくれる。

三人のユニットということもあって、広いステージをふんだんに使って周囲のオーディエンスを上げていくスタイルはたまりませんでしたね。

僕も曲自体は最後まで知らないのもあったのですが、そんなの関係なしに楽しさが急上昇していく!パフォーマンスが終わるころには今までの疲労も相まって、気持ちのいい疲労がたまっていました。だけど!それで終わらないのが、今回のSACRA

藍井エイルさんですよ、藍井エイル!待ってました!(スケジュール的に余裕があるのは分かっていたぞ!!)出てきた瞬間にもう歌唱力半端ない。もう最高。しかもアイリスが今回聞けたのは感無量。

アイリスもユージオを歌った曲でAlicizationのEDとして起用されていました。

僕はいつも 真面目すぎて
君がいつも 笑うから
こんな日々が
ずっと続いたなら良いのにな

この部分の歌唱で涙腺大崩壊。体の水分が汗に持っていかれている中で涙が止まらなかった。

―――体中で泣いていたんだろうか。

ステージだけではなく、周囲のライトが青く染まった光景が目に入ることで、余計に自分はアイリスが見せるユージオが育ったアンダーワールドの世界観に入らせてしまったのだろう。歌の時間は本当に偉大だ。最高な時間としか言いようがない。

そんななか、アイリス終わりを告げる。
そして、もちろんこれだけじゃ終わらない。

誰もがここで予期した。そう、出てきたのはLiSA!
会場のボルテージはペンライトがまばらに赤く染まっていくのと同じように、一気にヒートアップ!

ADAMASだ!LISAの登場は言葉通りこの日最高の演出!自身も好きな曲だけに、体力が死にかけていたが体力を残すことなんて考えず全力で飛んだ!喉は破裂しそうなほどに感情を叫ぶ!

好きなアーティストに全力で走る!次に続く紅蓮華でも同様!聞くたびに思う。LiSAのLIVEパフォーマンスは滾るのだ。

だが、最高なんてのは常にその時だけ!未来は無限で、常に最高は塗り替えられる!

そして伝説は甦るこそ伝説なのだ…!

ラストに走るのは、LiSA & 藍井エイル!正にラストランに相応しい!二人で歌唱するIGNITE!二人のユニゾンはあの瞬間、この世で最も美しい声だったと心から言える。そして、IGNITEをAサビで終わりを告げ、バトンタッチするかのような拳合わせ!

そう、数年前のMステを彷彿とさせる演出。
そこからのRising Hope!!!!!!

…最高はその時だけ。

進化を続ける限り、簡単に最高という過去-その時-は塗り替わる!

思わず「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」と叫ぶ。会場にいた全員が叫んだことだろう。

少しだけ。少しだけ残った体力をすべて使い果たそうと決めた瞬間。そして、このテンションの上がり具合で限界すら超えてやろうじゃないかと決めた瞬間。

…走り切った。完走した。終わった後の汗の流れ具合が、すべてを物語っていた。

それくらい自分の感情を表に出した。楽しかった、ホントにホントにホントにホントにホントにホントにっ!楽しい最高の時間だった!

この時間が一生続いて欲しいって思えた。

SACRA MUSIC FES.2019-NEW GENERATIONが今年初めてのFesだったことを本当に嬉しく思う。僕の人生は音楽で溢れている!そう、LIFE is MUSIC!!ありがとうSACRA MUSIC!この出会いに最大限の感謝を!

最高の二日間をありがとう!

また、逢う瞬間を楽しみに待っているよ!