どもnaw0です。
さて前回に続き、今回も軌跡シリーズまとめですが、今回は零の軌跡と碧の軌跡ですね。
零の軌跡
はい、というわけで簡潔に行きます。
舞台はクロスベルです。帝国と共和国の間にある自治州で宗主国は帝国と共和国が所有しています。
主人公はクロスベル警察捜査官のロイド・バニングス。次点の主人公格は警備隊出身のランドルフ・オルランド。クロスベル市長の孫娘であるエリィ・マクダエル。財団出身のティオ・プラトーになります。
彼らは特務支援課として蹴殺組織の一員として、遊撃隊として活動していくことになります(要するに遊撃士と似たこと)。
さて、ストーリーと大まかな概要は以下の通りです。
- 黒い狼による「クロスベル近郊」の襲撃とツァイトとの邂逅 + 旧市街の不良たちとのいざこざ。
- 秘書アーネストによるクロスベル市長殺害未遂事件。
- 黒の競売会潜入 と 少女キーアの保護。そして、ランディが紅い星座団長であるバルデル《闘神》の息子であることが判明する。
- D∴G教団の教主であるヨアヒム・ギュンターによる叡智に至るために開発した蒼いグノーシスを警備隊に服用させ、クロスベルを襲撃
- 紅いグノーシスを服用したヨアヒム氏だったが、ロイドたちとエステルとヨシュア、そしてレンの《パテル=マテル》でフルボッコ。
- 結局、兄であるガイ・バニングスを殺害した犯人は不明
- 議長であるハルトマンが失脚し、マクダエル市長が議長を、市長をディーター・クロイスに置き国政の革命(市長は選挙で選出)。
こんな感じですが、どうにかなりました。疑問点も出てきますが碧で大体潰せるので、次に行きます。
碧の軌跡
と、いうわけでまたもやできるだけ時系列を簡潔に記載します。
※1:覚醒はしたが、オリジナルではなかったため蛇の対象にはならなかった。
- クロイス家が受け継いだ《幻》の至宝の器として力を奮い《神機》を稼働させ帝国と共和国の戦力を粉砕。※2
※2:ガレリア要塞は本来であれば発現しない《空》の力を持った《白い神機》によって消失した。
- 特務支援課は独立国存続の脅威として各地に軟禁。
- 帝国では貴族派と革新派による内戦が始まり、《鉄血》が凶弾に倒れる。共和国でもIBCの資金凍結によって金融恐慌が起こり大混乱に陥った。※3
※3:前者は閃の軌跡Ⅱにて。
- 軟禁されたロイドがキリングベアの助けを借り警察学校に併設された収容所から脱獄し、国防軍に追われるロイドはツァイトにより難を逃れる。女神が遣わせた《聖獣》の《神狼ツァイト》だった。※4
※4:ツァイトはこの宿業の地でクロイス家に与えられた《幻》の至宝の行く末を見守るため遣わされたていた。本来であればレグナート同様に《古の盟約》により人間たちを見守ることしかできないのだが、既にその至宝が消滅しているので契約は完了しているとのこと。
至宝の軌跡は以下の通り。
- 至宝の軌跡は当時クロイス家に与えられた《幻》の至宝は高位の人格を持つ至宝であったため《輝く環》のように人間の願望を無限に叶えることはなかった。しかし人の業や世界の不条理を理解したため次第に心が病み、最終的には自らを消滅させてしまった。
- 《幻》の至宝が自らを消滅させてしまい失われた結果、《幻》の至宝を奉じていた人々は至宝の消滅により恐慌状態となる。
- その後、至宝を再現させることに取り憑かれ、それを達成することが一族の悲願となる。※5
- 長年に亘る研究の結果、クロスベル全土を利用した巨大な式を構築し、人造人間《ホムンクルス》を利用した再現手法を編み出し、人造至宝に取り掛かる。
- 「碧」の時期にその手法が実行可能となり、結果《零の至宝》が生み出されることになる。※6
※5:IBCは、クロイス家が《幻》の至宝の再現手法を研究し実行するための資金集めで銀行家を始めたのが前身であった
※6:500年前に《核》となる人造生命を生み出し、《グノーシス》を投与して行われた儀式の被害者たちの情報を《核》に送信。そうしてより高度な人格が形成され、現代にてキーアが誕生した。
なお、教団が行った儀式は文字通りキーアを目覚めさせるためのものであり、グノーシスという秘薬はキーアの精神と被験者の精神を繋げるための鎖であった。
なお、プレロマ草は幻の至宝の端末のようなものであり、七耀脈を通じて咲き乱れ、付近にあるものの存在を感知することができる。
ただし「歪んだ場」を形成するため幻獣なるものが出現してしまうという事実がここで発覚した。
教会との共闘については以下の通り。
- ワジとアッバスが守護騎士と従騎士の立場であることが判明。ワジは守護騎士第九位《蒼の聖典》であり、教皇の許可を得て守護騎士としての介入を開始。
- また、幻焔計画はすでに始動していた。クロスベルの虚ろなる「幻」を持って帝国の「焔」を呼び起こす。これが計画の趣旨であった。
- 各地を周りながら仲間たちや家族を救出し、マクダエル議長の名の下でクロスベル独立国の破棄が提唱される。
- 翌日、クロスベルを解放するための鍵が月の僧院と星見の塔に置かれた《古代遺物》である《大鐘》の共鳴であるとマイスターヨルグから連絡を受け、《道化師》と《第七柱》である《鋼の聖女》を討つため攻勢に撃って出る。
- 第七柱の《鋼の聖女》は250年前の人間だと判明する。250年前帝国で皇位継承を発端に起きた内乱である獅子戦役に於いて最終的な勝者であったドライケルス帝に付き従い《鉄騎隊》を率いたリアンヌ=サンドロット本人と言う話が現実味を帯びた
- 《蛇》を撃破し、クロスベル解放へ向かいオルキスタワーの攻略が行われた。その中ではアリオスが娘のシズクに渡した手紙をロイドは渡される。
- 手紙の中ではアリオスがガイを殺した犯人だと告げ、ガイのトンファーが渡された。しかし、完全に納得はしていなかった。
- 事実を知った一行は攻略を続行し、ディーター氏と対峙。《白い神機》と統合しアドバンテージを得てはいたが、戦闘終了後に統合が中断される。マリアベルが《蛇》と話を付け、買い上げたはずの《神機》は《第六柱》の手元に返されることとなる。
- そして、今回全てのこの状況が弁護士であるイアン・グリムウッドが牛知っていたことが明らかとなる。
- 同時にクロスベルには碧き大樹が現れ、ワジ曰く女神の秘蹟だという。大樹はキーア本人だというマリアベルは、その中で父親に見切りをつけて去っていく。
碧き大樹以降は以下の通り。
- 《風の剣聖》と戦闘後、ロイドは兄を殺害したのはイアン先生だと指摘。※7
※7:トンファーには刀傷だけがあり、ガイの死因は銃殺だった。アリオスがやり手でも打ち合っている中で流石に銃は取りさせないとの指摘であった。これはほぼ指摘通りであったが、事実は打ち合っている中で背後からイアン先生がガイを撃ったという事実は今まで大きな助力を得ていたプレイヤーにも衝撃的な内容だった。
補足だが、イアン先生が今回の事変を起こした要因は10数年前に起きた飛行船墜落事故。実際には事故ではなく、帝国と共和国の諜報戦の末に起きたことであり、ロイドの両親やイアン先生の奥様とお子様が亡くなっています。このような二大国間で起きたことはクロスベル側では言及できず、事故として処理されてしまうのです。
そこにアリオスがどうか関わるかといえば同様に諜報戦の末に奥様を亡くされ、ご息女は失明しました。そのことが彼を絶望の淵に落とし、計画に加担することになった要因です。
ガイがアリオスに襲われたのは、計画を知られたことによる口封じ。彼は途轍もない執念で捜査を重ね、碧の大樹のようなことになるのではないかと推測していました。
だからこそイアン先生はガイを殺しました。計画の漏洩を防ぐためにです。なお、イアン先生はガイも計画に誘うつもりでしたが、「絶対に乗ってこない」と思ったため、誘うことはありませんでした。
そして、全ての真相は以下の通り。
- 結論としては、今までの悲劇をすべて塗り替えることが今回の目的。
- 碧の大樹へと至ったキーアは《幻》だけではなく《時》と《空》も発現しており、因果律の書き換えができる。マリアベル曰く以前の至宝すら超えた《零の至宝》。なお、イアン先生はあくまでアドバイザーであり、計画を完遂できるよう紡ぐのが役割。
- この因果律の書き換えは帝国と共和国の宗主国となることができるまでに強力なものであり、ワジくん曰く女神にすら匹敵する所業。(=オリジナルの《始まりの地》とほぼ同じという発言。)
- このことから「零」の序盤でロイドが見た夢がただの夢ではなく、暴走したヨアヒムに殺されたロイドたちを助けるためにキーアによって取り消された歴史であったことが判明する。
- 理不尽な今の世界を創りかえるため《零の至宝》としての力を行使しようとするキーアを説得する。
- しかし、マリアベルによって「周囲から向けられる好意は、能力によるもの」であることをロイドたちにばらされ、最も知られたくないことを知られたことで暴走状態となってしまう。その結果として《碧のデミウルゴス》を生み出す。※8
※8:《碧のデミウルゴス》自体が大いなる《D》でありD∴G教団のDである。ちなみにGはグノーシスのことである。
だが、その2年後。クロスベルは独立を果たし、また新たな日々が始まるのである。独立までに何があったのかは閃の軌跡にて。
さて、疑問点を挙げましょう。
- クロスベルの《幻》の至宝がどうやって帝《焔》の至宝につながるのか?
- 《鋼の聖女》は人間なのか?
- クロイス家ご令嬢の蛇入の理由は?
- 始まりの地とは?
大体は最後に出てきたものですね。なおこれは閃の軌跡で大体氷解します。
では次回は閃の軌跡をまとめます。なお、閃の軌跡も流れに添いますが、いらん要素多すぎなので、核の部分だけまとめます。なので、Ⅲの最後とⅣの中盤以降を纏める感じです。それでは長い文章にお付き合い頂きましてありがとうございました!
Vol.03は以下のリンクから飛べますので、よろしくお願いします。