Ⅶo'z Log

ゆるーくゲームやアニメ、漫画といったサブカルを日常と一緒に伝えていきます

【Blog】「映画 バクテン!!」を観てきました


f:id:naw0naw0:20220723193426j:image

ども、naw0です。

遅くなりましたが、「映画 バクテン!!」を観てきました。

男子新体操に向き合ったからこそ生まれた青春アニメの金字塔を立てた作品と言っていいと思います。

青春×部活のアニメとしては間違いなくボクの中でダントツの作品になりました。あまりに良すぎてしばらく余韻に浸ってました。それくらい自分の心をグザグサ刺してくる想い入れの強い作品です。

さて、そんな今作の肝がどこなのかといえば、「圧倒的多数であろう部活の最後の形」なのかなと私の中では思っています。

私が観に行ったのは、3年生を演じた小野さん、近藤さん、下野さんが登壇された7/23(土)の舞台挨拶なのですが、その中で小野さんと下野さんが「部活の形としては最も多いであろう敗退での終わり。そこでの葛藤を描くというのはとてもリアルでもある」と仰っていて私も観ながら思っていたことを見事にお話されていたので、やはりここが肝なのかなと。

加えて、お三人も仰っていて、特に強く話されていたのは近藤さんでしたが、こういう部活をテーマとした作品は勝ちきってハッピーエンドというパターンが多いけど、大多数の人が抱く敗退のその後というのを今回敢えて、思春期真盛りの多感な時期の葛藤と共に描いているということで特に心打たれるのものがあるなと思いましたね。私自身も負け続けてきましたが、それを糧にしてきた人種なので今回は特に刺さったなと感じました。

また、似た話から繋げますが、作中でも描かれている、男子新体操には学生のその後が無く、それで終わってしまうのです。そういった未来への葛藤自身もこの作品ならではかと思います。これも葛藤を描いたリアルだと思います。この経験をしている志田自身も大会が終わったあと、その道を繋げるために未来のためにと思い切り、現在を閉ざす形になろうとも実現のために職を辞すことを選択していました。学生の身では決して切れない選択をするというこの決断も葛藤の末に出したものであり、このバクテンという作品が新体操に向き合ったからこそできる話の繋げ方だなと思えました。

繰り返しになるかもですが、この作品は男子新体操に真剣に向き合ったからこそ生まれた作品です。現実かのような精密な心理描写と、魂を込めた役者さんの演技。ダイナミックな動きと徐々に徐々に心を動かしてくる劇伴音楽。すべてが調和していて何度も観たいなと思える作品でした。舞台挨拶での話によれば、劇場版を前提とした作品構成で制作され今回に至ったというわけでありますが、久々に劇場型完結作品でこんなにも綺麗に、こんなにも感動できる作品に出会えたと思います。

と、まぁ全体としてはこんな感じかと思いますのでもう少し作品の流れに寄りつつ、ミクロに書いていこうと思います。

ちなみにですが、観る前は完全にインターハイまでを描くものと思っておりまして、その感覚でいたのですがいい意味で裏切られました。早い段階でインハイの様子が描かれたので、「ん?」とは思ったのですが、まさかそう来るとは。

インハイを敗退という形で終え、3年生は引退。その後は亘理を中心とした形に引き継がれることになります。加えて、顧問である志田は新体操を広めるために教育を兼ねたナーチャリング活動を行うため教職を辞す考えを伝えます。ボクとしては活動の理念は分かるが、これは志田が環境を上手く使ったと教え子からしたらそう思えても仕方ないと思えた瞬間です。少しばかり嫌な言い回しを敢えてしますが、このタイミングを逃すと志田は一生活動の幅を広げられなくなるんです。要するに学生が入ってくる度に辞めることが難しくなってしまうんですね。だからこそ引き際をインハイに設定した。…啓蒙活動には時間もかかります。で、なくとも男子新体操は日本発祥の競技で人口も少なくオリンピックや世界競技としていくためには計り知れない行動が必要になってきます。だからこそ、付き合いは短くも深く教えることができた3年生を前にして告げれば、2年生と1年生から恨み言を吐かれることはあれどそれ以上にはならないとも言える打算的な行動をせざるを得なかったのではないか…と少しばかり大人のエゴを感じてしまうようなシーンだったんですよね、ここ。実際、翔太郎から不安を吐露されても周りがそれを抑えていましたから、私の中で余計そういうことを考えてしまっていました。志田の葛藤と表してしまえばそれまでですが、いくらでも解釈はできます。実際に観られた方はどんなことを感じたのか話してみたいですね、このあたりは。ちなみに、後半のシーンで馬淵さんが志田さんに怒ったという話があり、多分この感じのことは言われたのかなとは思います。…と、それはさておき。そんな敗退を受け入れ始め、これから先の不安さえも飲み込んでいる亘理と美里の胸中を考えるとここはかなり心が穿たれるシーンだったということは間違いないです。先輩がいなくなるという不安、顧問がいなくなるという不安を抱えることになる亘理、翔太郎、美里。

3年という一瞬の時間の中に突如襲われる未来への不安。このあたりは観ていてとても胸が痛くなります。不安を殺しながら周りを鼓舞しつつ当たってしまう美里。自分のことで精一杯になってしまう翔太郎。そしてインハイの失敗で不甲斐なく先輩たちを引退させてしまった罪悪感と余りの不安に殺されそうになる亘理。このどうしようもない中で藻掻いていく3人の葛藤は作中の中でも特に感情が動く繊細なシーンです。中心はあくまでキャプテンである亘理であったのもポイントが高い点です。舞台挨拶で小野さんも仰っていましたね。

そんな亘理がいっぱいいっぱいになってしまう中で街の青高の新体操を演舞を観せて欲しいというスポーツイベントへの招致を断るシーンから、少しずつチームが崩れていきそうな中で自分にできることを探す翔太郎と美里。そんな翔太郎と美里は断りを入れたスポーツクラブが行われている会場に脚を趣き、「新体操がカッコいい、バクテンをしてみたい!」という青高の演舞を観た子どもの言葉に引っ張られ、断り自体に断りを入れてスポーツフェスに参加することを伝えます。不安の中、演技できるかどうかもという精神状態の中にある亘理は断りを入れることを提案しますが、美里に「先輩たちにもやりきった演技で終えて欲しい。それは亘理や自分たちも同じこと」という言葉を受け、その場にいた3年生である七ヶ浜や築館、女川も同意し気持ちの良い演舞で終わらせる、そして新たな夢へ進む志田先生のためにスポーツイベントでの演舞に挑むことを誓います。そんな後輩に引っ張られて、自身にできることを精一杯にやっていく亘理。特に亘理がスポーツイベント参加のために3年生を含めた練習不足のチームをどうにかするために白高まで行って、自分たちの練習を観てほしいと懇願した場面には先輩の背中、キャプテンの背中を見せてもらいました。亘理を演じられたのは神谷浩史さんでしたが、亘理の感情の機微を見事に演じられていてこのシーンは魅入ってしまいました。泣けたなぁ…。

白校で練習を続け、地元へ帰る7人。キャプテンとして大きく成長した亘理を3年生たちが笑顔でエールとして告げていくのは観ていて泣いてしまいます。

そして、年が明けたスポーツフェスでの演舞。流れるのはそう、Sparkle. インハイで満足に跳べなかった悔しさも、6人で駆け抜ける最後の演舞という寂しさも、顧問である志田先生への感謝を込めてこの時にすべてをぶつけます。楽しそうだなぁと流れ行く約3分の中で何度思ったか分かりません。今までの自分たちをぶつけ、バチバチに輝いている6人が今でも脳裏に浮かんできます。終わったあとだけでなく、その最中も涙が今止まりませんでした。そして演舞が終わる中で訪れる拍手喝采とアンコールの嵐。いや、確かにあんなの魅せられたらアンコールと言いたくなるのも分かります。鳴り止まない喝采の中で、白校の選手たちも現れて、鳴り響くのは Two The Top~Exhibition Action . 青高と白校の2校で行われる演舞。マッドの上で行われるバチバチと弾け跳ぶ跳躍の嵐は是非とも劇場でご覧頂きたいシーンです。心が震えます。大人数ということもあり、迫力がスゴイです。一人一人の笑顔もそうですし、美里とましろの2人のカットは必見です。跳躍と笑顔、迫力で見事に持っていかれるシーンです。いや、もうホントあのシーン良すぎたんですよねぇ…。やっぱ何度も観に行きたくなってしまいます。ちなみにEDにこのあとすぐ飛ぶんですが、マジで余韻良すぎてあんまED覚えてないので観に行こうと思います、もう一度。卒業式の日に寮の前で撮ったあの写真はマジで何らかの形で残させてください、複製原画とか複製原画とか。いや、ホントよろしくお願いしますね!

さて、綴ってきました「バクテン!!」。「バクテン!!」を主体にして青春についても話してきましたが人間の一生というのは大体が80年近くです。その中で高校生活はたったの3年しかありません。たったの3.7%の重量でしかないですが、そこでしか得られない経験がある。8人が得たかけがえのない時間と、1人1人が得たこれから自分が携わるべき未来のカタチ。今作はその8人で過ごした1年間の集大成です。この映画 バクテン!!に余りにもボクは心動かされました。映画にももちろん足を運びますが、次は聖地巡礼もしたいですかね。東北はもちろん、高松にも足を運ばないとです。

最後になりますが、この作品が劇場で観られたこと心から感謝申し上げます。心からありがとうございました!スタッフの皆さん、キャストの皆さん一人一人にお疲れさまでした、ありがとうございましたとお礼を申し上げたいほどにです。バクテン!!と出会えていなければ男子新体操を知ることもなかったし、実際に大会へ足を運ぶこともなかったと思います。出会いを与えてくれた皆様にこの場を借りて心から感謝申し上げます。何度言っても足りないくらいです。

ボクは「バクテン!!」が大好きです!

スタッフの皆さん、キャストの皆さん、本当にありがとうございました!

…。さて、今回はこのあたりでペンを置こうと思います。それでは皆さんまたそのうちに。

 

【Blog】魔法使いの夜 聖地巡礼 〜発売10周年記念編〜


f:id:naw0naw0:20220322144646j:image

ども、naw0です。

2022/4/12に発売から10周年を迎える魔法使いの夜聖地巡礼に行ってきましたので、その様子をまとめようと思います。なお、後述しますが写真はグラフィックに合わせて反転させていますのでご注意ください。

OPの坂(と思われる場所)

【モデル】f:id:naw0naw0:20220322123713j:image

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409143057j:image

そのままとは言いませんが、OPに使用された?と思われる高校前の坂になります。八幡坂と呼ばれる場所でドラマの撮影なんかでも使われることは多いようです。

後述もしますが、三咲高校のモデルとなった函館西高校に行くまでの坂になります。そのままとは言いませんが、登りながらメインテーマを流していたら涙が出てきたのを覚えています。OPで青子が坂を登っていくシーンがありますが、アレを思い浮かべていただくのがベストでしょう。ちなみに結構坂は急なので、あんまり重いもの持っていくと大変ですよw

三咲高校校舎前

【モデル】f:id:naw0naw0:20220322120911j:image

f:id:naw0naw0:20220409160058j:image

※二枚目の写真は反転させています。

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409143335j:image
f:id:naw0naw0:20220409143350j:image

高校前ですね。正確には高校の舞台になった校舎の前ですね。場所は北海道は函館にある函館西高校になります。最寄り駅は末広町でして、前述した八幡坂をずーーーっと登っていった先にあります。

何だかんだで、青子と有珠さんが校舎前で話していた場面が一番印象的でしょうか。しかし驚くほどにそのままで驚きました。これ歩きで登っていくのホント大変だと思います。青子も草十郎もよく坂登って通学してたなぁと驚きです。…にしても型月作品のモデルとなる場所はなぜここまで坂が多いのか…。神戸といい横浜といい…。まぁ、それは上からの方が当然海が見えるからということなんでしょう。明治期には外国人が神戸で船の出入りを確認する観点から上に邸宅を作ったという話を聞きましたし。言われると、確かにどこも海が見える場所でありましたからね。

三咲高校旧校舎

【モデル】f:id:naw0naw0:20220322120109j:image

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409143536j:image

その名の通り、三咲高校の旧校舎の舞台です。場所は栃木県は鹿沼市にある鹿沼市立北小学校になります。朝めちゃめちゃに早い時間に行きまして、撮影してきました。

作中では橙子さんとベオくんの拠点となっていたり、第5魔法の発動地点だったりと思い入れが強い場所でもありますね。ベオくんがハンバーガーもっしゃもっしゃしてたシーンも個人的には好きなところです。

なお、この小学校は最寄り駅の新鹿沼鹿沼からは歩いたら30分くらい平気でかかるので、タクシー移動がベストですよ。

久遠寺邸 玄関・玄関ホール・廊下

【モデル】f:id:naw0naw0:20220409143921j:image

f:id:naw0naw0:20220409144224j:image

f:id:naw0naw0:20220409145152j:image

f:id:naw0naw0:20220409144422j:image

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409143947j:imagef:id:naw0naw0:20220409144037j:imagef:id:naw0naw0:20220409144100j:image

久遠寺邸の玄関ホール、それに廊下です。場所は東京都は湯島にある旧岩崎邸になります。

玄関は通常であれば扉が閉まっているようなのですが、コロナ禍で換気を優先させるためか空いています。そのうち収まったら再度チャレンジしてみたいですね。

作中では玄関付近で有珠さんがお昼寝していたり、金鹿さんが出入りしていたりとグラフィックはかなり使われる場面が多かった場所です。ちなみに、廊下の先にある客間で橙子さんが宴会していたのは笑いましたねぇ。

そんな舞台は玄関から入って右手に行くとありますので是非とも見てみてくださいませー。

最寄り駅は東京都は湯島駅。駅から3分くらいしか歩かないので非常に気楽に行けます。とても雰囲気の良いロケーションでもあるのですが、平日しか撮影ができませんのでご注意くださいね。

久遠寺邸 客間

【モデル】f:id:naw0naw0:20220409160038j:image

※写真は反転させています。

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409144821j:image

久遠寺邸の客間ですね、そのままですが。場所は愛知県は明治村にあります西郷從道邸の一室になります。入って右手の一室ですね。

草十郎が起きるとそこは久遠寺邸だったでお馴染み。有珠さんが草十郎殺しちゃおうかな?って場面でしたね。

部屋があまりにもそのままで驚きましたし、感動したのを覚えています。陽の入り具合が見事でした。

その他のロケーションも抜群な明治村ですが、電車とバスを乗り継ぐことになるので名古屋駅から大体1時間位というところです。

中はめちゃめちゃに広いので、私のようにブーツで行くと次の日足裏が大変なことになります。

公園 with 有珠 & 鳶丸 & 金鹿

【モデル 昼Ver.】f:id:naw0naw0:20220409155958j:imagef:id:naw0naw0:20220409160012j:image

※写真は反転させています。

f:id:naw0naw0:20220409145611j:image

【モデル 夜Ver.】f:id:naw0naw0:20220322132702j:image

f:id:naw0naw0:20220322132742j:image

※撮影しているカメラが違います。

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409145053j:imagef:id:naw0naw0:20220409145105j:imagef:id:naw0naw0:20220409145954j:imagef:id:naw0naw0:20220409145302j:image

公園としか言いようがない公園です。場所は東京都の亀戸にある亀戸中央公園になります。三咲市最大の不良債権が有珠や鳶丸と話していた公園ですね。

「無念だ、死ぬがいい腐った魚のようなマスコミどもめ!」がたまらなくスキなセリフです(笑)。

それ以外ですとやっぱ金鹿さんですかね。草十郎と二人で話していたシーンも印象的です。リョコウバトですよリョコウバト。と、まぁここまではあくまで日中のはなしです。上の写真からもあるように、橙子さんがルーンを仕掛けたのが夜ということでしたので、作中ではありませんでしたが夜の公園も撮影した次第です。

場所自体は東京は亀戸水神から徒歩2分くらいの場所ということもありますので徒歩で身軽にいけますよ。

公園 with 有珠 & 青子

【モデル】f:id:naw0naw0:20220409150728j:image

※撮影しているカメラが違います。
※写真は反転させています。

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409150246j:image

またも公園です(すみません言いようがなくて…)。場所は千葉県は八千代市にあります八千代第一公園になります。

青子と有珠さんが橙子さんからのちょっかいを片付けていた所に草十郎が出くわしてしまって…という場面ですね。

夜に行くと結構雰囲気があるので、魔術戦の一端としてのロケーションとしては抜群だなぁとは思いました。に、しても写真では反転はさせたものの見事なまでにそのまんまなんですよね。…うーん、型月作品は公園がよくロケーションになりますねぇ。ただ、時期をミスりましてね。まさか公園の樹木が桜だったとは…。これではどこぞの初音島のようになってしまったと行ったその日に思いました(苦笑)。

最寄り駅は千葉県は八千代台。駅からは10分も歩きませんので気にせずに行けますよ〜。モロに住宅街なので地味に迷いそうになりますね、特に夜は。

ビル群

【モデル】f:id:naw0naw0:20220409154152j:image

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409154100j:image

水族館が入っているビルとそのビル群です。場所は東京都は新宿にある新宿三井ビルになります。

水族館自体には足を運んでいませんが、そのうち行かないとなとは思っています。

なお、ビルは今や内装がリニューアルされました。外装はそのまんまですので影響はないんですけどね。

都庁前か新宿西口から歩いて行けばすぐに着きますよ。割と行きやすい環境です。

合田教会

【モデル 外観】f:id:naw0naw0:20220322140646j:image

【モデル 内観】f:id:naw0naw0:20220322140958j:image

f:id:naw0naw0:20220322141100j:image

【ゲーム内グラフィック】f:id:naw0naw0:20220409154941j:image

f:id:naw0naw0:20220409154648j:image

合田教会ですね。外観と内観で場所が異なります。外観の場所は神奈川県は横浜にありますカトリック山手教会になります。石川町から徒歩で15分くらいですかね。またもスゴい坂があります。ちなみに、登っている最中にお年寄りに抜かされました(笑)。

内観の場所は長崎県長崎市上黒崎町にありますカトリック黒崎教会になります。

外観はあくまで門構えが…という感じですね。それだけでも驚きだったのですが、それ以上に内観はそのまんま過ぎて涙が出ました。教会自体は作中だと青子が地下で寝かされていたりと割とシリアスな場面で出てくることが多いですよね。ラストの方だと詠梨神父による草十郎の足止めとして使用されていました。

ちなみに写真は撮り方を変えると、雰囲気が変わり作品っぽくなりました。個人的にはこっちのほうが好きではありますね。
f:id:naw0naw0:20220322142739j:image

普段はミサも行われているようで、かなり厳粛な雰囲気がまたたまりません。なお、この教会自体は長崎市内からはかなり遠く、タクシーでも40分ほどかかりました。バスはほぼ通っていないので現地の人との交流という意味でもタクシー移動をオススメします。

最後に

f:id:naw0naw0:20220322145249j:image

…という感じでしたが、いかがでしたでしょうか?ちなみに、上のグラフィックは函館で食べたお寿司があまりにも美味しかったので、そのあたりの思い出も含めて有珠さんに登場をお願いしました。なお、食べたお寿司は回っておりませんので、グラフィックと差異がありますが…。

さて、お寿司の話はそこまでとして。撮影の腕は兎も角としてコロナ禍というタイミングではありましたが、このタイミングだからこそ人がいないということでかなり聖地巡礼が捗った感じはあります。改めてになりますが、発売10周年を前にして今回こうやって聖地巡礼できたことを心から嬉しく思います。学生のときは聖地巡礼をするという楽しみ方よりは作品をプレイすることに重きを向いていたので、作品と向き合うという意味からこういうことができたのは良かったと思います。…あと身も蓋もないことを言えば懐具合に余裕がある今だからこそ楽しめるのかなとも思っていますが(笑)。

私にとって魔法使いの夜はプレイしてきた型月作品としては最も好きな作品ということもあり、発売してから10年ということで色々と感慨深くもあります。「続編の情報あるかなー」と微かな望みを抱いて行ったTYPE-MOON Fes. -10th ANNIVERSARY EVENT-では特に続編の発表はされず、待っていたらいつの間にかUBWがufoによって制作されたこと、FGOが始まったこと、遂にHFも映像化されたこと、…月姫リメイクが遂に発売されたこと。なんか作品自体が干されてるのかなぁとも思っていたのですが、遂にフルボイスでの移植と劇場アニメ化も決まり作品ファンとしての嬉しさも此処に極マレリという感じです!

ちなみに、発売された当時の私は大学に入ったばかりにも関わらず、魔法使いの夜が発売されたことでロクな友人付き合いをすることなく大学スタートに踏み切ってしまっていましたがそれも最早昔の話ですね、はい。

ま、そんな話はさておき。繰り返しになりますが、今後2022年内にはフルボイスになった上での移植。そして、劇場アニメも始まりますのでその際にまた聖地巡礼するべきところが出てきたら追記しようかなと思います。

では今回はこんな所で。

【Blog】ゆるキャン△か…。とんでもねぇ作品に出会ってしまった。

f:id:naw0naw0:20210820154307j:plain
ども、naw0です。

とんでもねぇ作品に出会ってしまったんですよ。そう、ゆるキャン△って作品です。

お前…今更かよ?って思う人も多いだろう。だが、私は敢えて断言しよう。ハマる時期に意味は無いのだと!いつ何時も作品にハマることはその時期が遅くても早くても関係ないのだ!

と、まぁ話題が若干逸れそうになるのでぺこぱよろしく話を戻そう。

ゆるキャン△は、ぶっちゃけて言えばオンエア当時には興味がなかった。というのも主題がキャンプだ。キャンプをはじめ、アウトドアはあまりノッてこないというのが私の実情だった。子どもの頃キャンプに両親が連れて行ってくれていたが、外が嫌なのでテントの中でゲームばかりしていた私だ。なので、この文面だけを見た未視聴者の方は「(ゆるいとは言え)あ、この人は絶対に合わない」と思われることだろう。そして、すでに視聴されている方は、「甘い、甘いねぇ…」とアマガミの梅原の如く顔をニマニマさせているに違いあるまい。

そう、私はこの作品をフカシよろしく大甘納豆三時のおやつくらいに甘く見ていたのだ。それは作品に対してひどい先入観に陥っただけの頭だったと私は深く反省をしたのである。

さて、愚かだった私が反省をしたところでゆるキャン△の話を続けよう。なぜ私がゆるキャン△を観ることになったのか?そのきっかけとなったのはネトフリだ。

f:id:naw0naw0:20210820152206p:plain

何故かネトフリで作品の最終回終了後の予告やあなたにオススメの枠によくゆるキャン△が出てきたのだ。加えて適合率も高い。もちろんこの時点ではマイリストへ登録してはいなかった。だが、私は思ったのだ。ここまで来るとこれは最早運命なのではないかと。(単純に視聴履歴やマイリストの作品からレコメンドされているだけだが)「ネトフリよ、そんなに観せたいのかお前は」と少しばかり前向きになった私はWEB広告のリマケよろしく、分かったと言わんばかりの精神で遂に観念した。ただ、あまり時間を取るのも憚られたため、仕事をしながら流し観程度で再生することにしたのだ。

f:id:naw0naw0:20210820152411j:plain

一人キャンプ、―作中ではソロキャンというらしい― を展開していく女子高生の様子。その様自体に目立った点はない。キャンプの実態をよく知らないのでソロが珍しいのか珍しくないのかも最早分からない。だが、この程度なら流していれば作品の感覚くらいは掴める。しかし、その時思ったのだ。なぜこの程度でネトフリは私にゆるキャン△を勧めてきたのか。そう、どこにも刺さる要素がないではないか。

と、思っていた私ではあったがこの後ゆるキャン△という作品の真髄を知ることになった。それは1話の後半のシーン。カップ麺のカレーヌ〜ドルをあまりに美味しそうに食べるシーンで私は骨抜きにされてしまった。

f:id:naw0naw0:20210820152827j:plain

骨抜きどころかそれはもう心までグサグサにブッ刺されてしまった。正に迂闊であったという他ない。そして、その日はなんと月曜日。何ということだ、迂闊な月曜日とはまさにこのこと。滝沢朗も驚きである。と、東のエデンは置いておくとして、そこにはとんでもない衝撃が走ったのだ。加えて、「ロケーション」と「食」というのは中々にそそるものだ。故に、キャンプとは自然に囲まれたアウトドアというだけではない。「食」もその一部、アウトドアの一部なのだ。そう「食」というものは人間には抗えない欲求であり、これを開放する、正にアミューズとも言うべきシーンがここであったのだ。アミューズは胃袋を開き、食欲は徐々に開放され、キャンプで展開していく「食」を観たい!という感情を顕にした私はこの時、自分がゆるキャン△に落ちてしまった瞬間だと確信したのだ。

なるほど、ゆるキャン△をオススメされた理由はこれだ。孤独のグルメ食戟のソーマはたしかにマイリストに入っていた。そう、ゆるキャン△はグルメな作品でもあったのだ。何ということだ…、とんでもねぇ作品ではないかと私はあまりに驚きを隠せなかった。

加えて、私は各地の地のものをポケマルから手に入れ、調理することがこのコロナ禍によって加速していた。そう、私にとって「食」のシーンは心も体も刺激される正にスパイスなのだ。聖杯戦争終了間際のセイバーの様に私は驚くほどに納得を帯びた。マーリンもアヴァロンで「よおぉし!」と叫んでキャスパリーグを追い出していることだろう。

まぁ、つまりは何が言いたいかと言うと。この作品の真髄は(個人的に)食事のシーン(調理工程も含む)なのだ。驚くほどに美味しそうに描かれているのである。いや、美味しそうなどではない。間違いなく美味しい!というディテールの作画なので、最早視聴者を殺しにかかってくる。私も見事に殺されてしまった。とにかくお腹がへる作画で完全に落とされてしまったというわけだ。食戟のソーマのように一口目が劇的なまでの美食というわけではない。孤独のグルメのようなプロの個性溢れる食事でもない。あくまでも素人による「アウトドアめし」なのだ。調理工程はシンプルなものや事前に切られたりと加工がされているものが多いがシンプルな料理であるということと、空の下で食すというロケーション含めこれは「ハマる」と言わざるを得なかった。このハマり方は、久遠寺有珠が静希草十郎からインスタントラーメンを出されてハマってしまったあのシーンを思い出すと言わざるを得ない。

「なんという罪深い作品だぁぁぁ」

カップ麺食べたくなってきた」

「冬の星空の下で食べるカレーヌ〜ドル…。しかも焚き火もある…なんて…罪…」

と、上記の感想は観た人がほぼほぼ思うのではないだろうか。

それもまた美味しそうに食べる娘が主人公の格であり、なんてこったァ‥と。あまりの食事シーンの満足さにネトフリのレコメンドは良く出来すぎていると感銘を覚えたのは言うまでもあるまい。

星空と山々と湖に囲まれて、キャンプをしながらカレーヌ〜ドルを食べる…。ロケーション的には抜群のコンディション。

f:id:naw0naw0:20210820151243j:plain

なるほど、1話でこれはあまりに掴みに来ている。これは連続再生余裕だし、マイリス決定。だが、私は沼に足を踏み入れてなどいないと高を括っていたのである。しかし実際にはもう沼に沈んでいるのであった。深淵を覗けば深淵もまた自分を観ているかの様にゆるキャン△もまた私を引きずり降ろそうと見据えていた。

もう、戻れない。

そう、へやキャン△の信玄餅のシーンでさえ胃袋が刺激された。

f:id:naw0naw0:20210820154508j:plain

信玄餅の美味しさは黒蜜にお餅にきなこというシンプルさが際立つ。大切なことなので何度でも言うが全てにおいて「食」のシーンの至るところに美味しさを際立たせるような作画をしていることからもひたすらに愛を感じざるを得ない。たまらない。あー、信玄餅食べたい(桔梗屋の)。

なんと言うべきか文面を見れば一目瞭然だが、私はここからズブズブと自ら沼へ沈んで行っている。それは引き摺り込まれるものではなく、あくまで自分から沈みに行っていることは言うまでもないことをご理解頂きたい。そして、その結果としてBlu-rayを揃え、へやキャン△のBlu-rayも抑え、サントラも原作も購入し、挙句の果てには焚き火グリルまでも購入している。大体金額にすると10万ほどだ。ここ5日ほどで完全に作品にハマり心がゆるキャン△へ落ちてしまったことは言うまでもなく諸君らは理解していることだろう。ちなみに先程頼んだばかりでまだ届いてはいないことは言っておく。なお、私はハマればとことん突き詰めるタイプなのだ。仕事でもプライベートでもこうなのだが、唯一勉学だけはまともにしてこなったのが難点である。別に後悔なんかはしていない。

沈み始めた底なし沼。沈めばもう沈むことしかできない。作品からかなりの本気度を感じた私は作品を流し観などではなく、ガッツリ観ることに決める。そして、ここからはさらに「食」にのめり込むことになる。

それは3話でのできごと。まだ序盤というのにとんでもない兵器がきたのだ。そう、餃子鍋である。

f:id:naw0naw0:20210820153419j:plain

寒い中で食べる餃子鍋とは如何なる将軍であっても落ちてしまう正に真冬の兵器としか言いようがない。餃子は皮が薄いので味がとにかく伝わりやすい。そこにとうがらしがメインのスープだ。私は辛いものは苦手ではあるがこれは反則級だということが瞬時に理解できた。カプサイシン効果で寒空の下で冷えた体は効果で温まり、食欲が増進される。無限ループと言うやつだ。浜松餃子で餃子鍋。これは絶対に今年の冬に辛くないやつを食べようと決意した瞬間であった。しかし、美味しそうに食べるキャラクター二人が妙に印象的であった。だが、このシーンはまだまだ序章に過ぎなかったのだ。

と、言うのもここまでは中々調理工程がないかあるいは少ないだけのシーンが多めであったが、話が進むと調理工程も多くなってくるのだ。5話では志摩ちゃんがスープパスタ作りに挑戦している。志摩ちゃんのソロキャンでは初のちゃんとした「アウトドアめし」になるのだがここでの食事シーンはたまらなく幸せオーラ全開だ。

f:id:naw0naw0:20210820153442j:plain

あぁ、絶対に美味しいやつだと正直な胃袋は悲鳴を上げることだろう。というか私の胃袋はかなりの悲鳴であった(笑)。シンプルなものほど美味しいのだ。

そう、シンプルといえば焼肉+焼き鳥と鍋をキャンプ場で食すシーンもあったのだが、アレは最早エピソードが兇器と言えた。正確にはその前にスキレットでシンプルに調理する志摩おじいちゃんとのガーリックステーキの件があるのだがアレは犯罪級である。だが、スキレットは中々に面倒な代物だ。10年以上前の話になるが、父が手入れをしているのを見ていたので覚えている。そう考えると我が家は割とアウトドア一家だったのだろう。私が乗り気ではなかっただけだったのか…。まぁ、いいだろう。その後の焼肉と鍋の話に戻そう。

志摩ちゃんが買っちった焚き火グリルで焼肉+αを各務原ちゃんとすることになるのだが、珍しく私は焚き火グリルのアイテム自体が欲しくなってしまったのだ。

f:id:naw0naw0:20210820153646j:plain

稀有な例外パターンだ。だがアレは家でやりたいと思わせるのだ。焼肉たまんねぇなおい!と。…急に違う人がここだけ書いたんじゃないのか?と思われるくらいには興奮したシーンでもあったのだ。ここは視聴済みの方なら理解を示してくれるだろう。さて、話を戻そう。鱈鍋と貰ったジャンバラヤ、そしてご飯と肉…。これはたまらねぇ…。これ焚き火グリル買って家でやろうかな。あぁ、またも器具の話に…。でも今ならもうマンション暮らしじゃないからいくらでもできるしグヘヘヘへ(← 完全に落ちた人)。ちなみに書くのは二回目だが私はもうすでにAmazonで購入してしまったのである(笑)。

あ、そいえば「アウトドアめし」ではないが、各務原家で大垣ちゃんがほうとうをつくっていたが、あれもよかった。

f:id:naw0naw0:20210820153750j:plain

しかし、各務原家は大変美味しそうにご飯を食べるご家庭である。

そして、個人的にだが度肝を抜かれたシンプルめしがある。それが第10話に出てくるホットサンドメーカーを使ったバター豚まん焼きだ。名称はこれでいいのかは知らないが、豚まんの表面がバターの効果でサクサクに仕上がり、それを餃子のタレで頂く一品。こういったシンプルな品はやはり美味しいのだ。これは今度家でやろうと思う。

ちなみにここまで「アウトドアめし」が主流であったが、デザートやスイーツの類がないことにお気づきだろうか?やはりアウトドアの定番スイーツといえば焼きマシュマロだろう。アレは途轍もなくシンプルだが美味しいのだ。作中の11話ではチョコビスケットに焼きマシュマロを挟んだスモアを食べていたがコレはヤバい。

f:id:naw0naw0:20210820153848j:plain

今度やろうと思う。食べなくても美味い!と叫びたくなる。

だが、だがやはり冬にはお鍋に限る。11話で出てくるすき焼き。黄身の作画はさすがのクオリティ。これは、銀の匙の1話で八軒が卵かけご飯を食べるシーンを彷彿とさせるものだ。えのき、豆腐、春菊、牛肉と卵が絡みあいたまらぬ美味さ。P5の祐介がいれば間違いなく号泣コースである。P5Aで極上カレーを食べたときの祐介のリアクションが如し、溢れ出る幸福と感動と涙。竜司も思わずツッコんでくれるだろう。と、それはさておき志摩ちゃんも納得の味であった。しかし、これだけではない。ここから肉と野菜の旨味をそのままにした割り下を使い、トマトと玉ねぎ、バジルで煮込むと先程までのすき焼きがトマトすき焼きに進化。

f:id:naw0naw0:20210820154002j:plain

…ヤバい。味も香りも変化をすると人間の胃袋はまたも刺激されて食べられるものなのだ。そこからさらにパスタも入れるというのだから鍋というものは恐ろしい。鍋を考えた日本人は天才だと思う。

なお、食事のシーンは「アウトドアめし」だけが「食」のメインシーンというわけではない。キャンプ先の移動間際の外食なんかも印象的なものも多い。早い段階で出て来るのはボルシチだ。志摩ちゃんが長野まで原付で移動した際に冷えた体を温めるために注文した一品だ。霧ヶ峰のお店で美味しそうに食べる志摩ちゃんは一見の価値がある。観ていない人は是非とも観てほしい。しかし、これもまた序の序だ。次の話では温玉揚げというシンプルな怪物が出てくるのだが、ここの温玉の作画がとてつもなく胃袋を刺激する。

f:id:naw0naw0:20210820160102j:plain
くっ、この作品はとても恐ろしい。だが、だが…っ!これもまだ序盤に過ぎないのだ。駒ヶ根で志摩ちゃんが食べたソースカツ丼もたまらない。ソースカツ丼は新潟のイメージが強いが駒ヶ根も有名らしい。お肉とご飯って正義だよね。

さて、そんな「食」で占められた今回のブログではあるが、キャンプの方はどうなんだ?お前ハマったのか?どうなんだ?と思う方もいることだろう。

f:id:naw0naw0:20210820160136j:plain

結論から言えば、アウトドアの中で描かれる「食」に惹かれたこともあってキャンプの方にも興味が出てきたと言っていい。だが、前者に惹かれているのは確かではあるのだが、、、キャンプに行きたいかどうかは自分の中で整理ができていない。食べることには夢中になれるだろうが、劇中の志摩ちゃんや各務原ちゃんたちがやるようなちょいゆるめ(?)のアウトドアに夢中になれるかと言ったら多分なれないと思う。それにこの歳になってからはまだやってないので分からないのだ。ロケーションは中々に良いとは思うが、キャンプが良いかと言ったらそうではない。シュラフでは普段のベッドが快適すぎて寝られないだろうし、そもそもあんな化学繊維だけで構成されたテントの中で眠るなんてできないだろうと思う。

そして、そんな中私は思った。キャンプ用具って結構高いのだなと。

f:id:naw0naw0:20210820154413j:plain

作中でもナレーションの大塚明夫さんが説明してくれているのだが、テント一つ見ても良さげなのは諭吉5人くらい平気で飛んでいく。まぁ、命を守るものになるわけだからそれくらいはしてもとは思う。だが、シュラフとかも夏用冬用とあったり、調理器具とかお皿、ランタンやら暖房器具、そして椅子とかテーブルだったりと細々したものから大きいものまで揃えたら結構かかるのではなかろうか。アウトドアはある程度ステータスがある人間がやる趣味だというのはよく分かった。快適性だったりデザインの良さで選んだらもうきりがないのだろう。前職でお世話になっていた部長がアウトドアの好きな方だったのだが、なるほどこれはたしかに金かかる趣味だとようやく実感が持てた。ステータスがないと満足できないと思う。営業中の空き時間とかによくそういうお店が近くにあると連れて行かれて話半分に当時色々聞かされていたが、これは金が必要だ(二回目)。実は当時、話だけ聞いてても片耳から片耳に聞き流してしまった上に周りまったく見てなかったのである(笑)。

と、まぁそのあたりの感性は置いておいて良いだろう。2nd Seasonでの「食」の話を続ける前にあとちょっと話しておきたいこともあったのだ。いくつか上げてみよう。

まず、ちょっと先に話題には出してしまったがナレーションが大塚明夫さんで、最初観た時に驚いてしまった。あまりにいい声で着火剤にはまつぼっくりが良いとか言うから「あれ?BSでも観てるのか?」とも思えてしまったくらいである。

そして1話のクレジットロールで驚いたのだが、主人公だと思っていた志摩ちゃんはまさかのメインではあるものの、主人公ではないというまさかの展開。…正確にはW主人公なのだろうか?んー、わからぬ。原作も揃えなければ…。

あとは個人的にだが野クルの顧問がいいキャラをしている。

f:id:naw0naw0:20210820154626j:plain

キャスティングが御前だったためキャラと中が一致していると一人でツボに入っていた。もしかすると先生はオーディションなんぞが行われておらずオファーだったのではないだろうか。

あー‥、顧問の話をして、野クルの部員の話題をしていなかったなそういえば。

f:id:naw0naw0:20210820154726j:plain

大垣ちゃんと犬山ちゃんだ。この二人と各務原ちゃんでバランスよく成り立っているのがゆるキャン△なのだ。あと、部員ではないが斎藤ちゃんもいいキャラをしている。筆者は志摩ちゃんとのSNSでの会話の件が好きだったりする。

さて!それでは 2nd Season の話題に移ろう。

初「アウトドアめし」はお蕎麦。

f:id:naw0naw0:20210820154815j:plain
シンプルな鴨出汁なめこ蕎麦とこれは美味しいヤツだ。足元には焚き火グリルが。大晦日にキャンプしながらお蕎麦食べて過ごすってのも良いかもしれない。こう、書いていると少しずつだけどアウトドアも良いとなってしまう。でもまぁ行ったら帰りたいってなりそうだよなー。世の中のブームとは反比例しているいい例である。

あと完全に閑話休題となるが、志摩ちゃん家族一家が明らかになった。しかしこの家族声がいい。おじいちゃんのキャスティングに大塚明夫さん。そ、そしてお父さまのキャスティングがまさかの櫻井孝宏さんでひえええってなった。親子が今や中の人で言えば先輩後輩にあたるのである。

話を戻そう。

そんな志摩ちゃんと各務原ちゃんも参加してはいなかったが、大垣ちゃんと犬山ちゃんと斎藤ちゃんで山中湖に行った件の中でモツ鍋ときりたんぽ鍋が出てきた回もあった。第5話のことだ。

f:id:naw0naw0:20210820154920j:plain

やはり鍋はいい。だが、ここで思ったのだ。やはり志摩ちゃんや各務原ちゃんがいないと私はどこかノッてこないのだ。なんだかんだで作品のキャラクターたちへも愛着が湧いてくるものだ。特に二人へのこの愛着は1stの1話がやはりきっかけとして強かったせいもあるのだろう。とゆかソロとか二人とかそういう少人数のキャンプ模様が私は好きなのだ。

そして、そのソロキャンといえばついに8話では各務原ちゃんが富士宮でソロキャンデビューをするのだ。そこで料理されたのが「野菜のまるごとホイル焼き」である。まず野菜を洗う。そして根菜は湿っぽくして新聞紙を巻き、そこからさらにアルミホイルで包む。その他の野菜はそのままアルミホイルで包み、あとは焚き火に投入して待つだけだ。

f:id:naw0naw0:20210821013210j:image

野菜は種類によって適切な加熱時間があるので焼き終えてから食べる順番にも注意が必要だ。こうして完成していくのがホイル焼きである。秘密結社ブランケットの一員である各務原ちゃんはまずはじめにトマトの丸焼きから食していく。味付けはシンプルにオリーブオイルとハーブ塩だ。オリーブオイルはアルカリ性のため、これを加えることで甘味を引き出すことができるのだ。さらに塩を加えていることも美味しさを増すことができるポイントだ。というのも人間の味覚は、甘さより先に塩辛さを感じるようにできている。塩辛さを感じたあとに甘さを感じると、普通より強く甘さを感じることができるのだ。シンプルな調理工程にもきちんと理由がある。何を加えたか画面で補足するあたりも流石の一言である。そしてナスの丸焼きにじゃがいもの丸焼き。これもたまらない。アボカドとニンジンはノーコメントではあるが…(笑)。言わずもがな、さつまいもは見事な美味しさで甘さが際立つ様子はたまらない。野菜は好きな方なのでこれは実践できるな…、ふっふっふ。しかし、先生も全開で呑んでるがキャンプとやらはお酒が進むとんでもない怪物であることを作品から実感できる。お酒はそこまで強くないですが…。

さて、それでは伊豆キャン編に移っていこう。

初日の夜は土鍋のアヒージョだ。オリーブオイルと刻んだガーリックに鷹の爪とハーブ塩を入れる。ガーリックの香りが立ってきたら一口大に切ったナス、マッシュルーム、しめじ、ガーリックを入れて中火に。ナスがいい感じになってきたらタコ、エビ、ウィンナー、パプリカも投入していく。更に下茹でして水気を切った長芋とブロッコリーを入れて火にかける。最後に塩コショウとパセリで調整すれば完成だ。アヒージョにはワインが合う。また、補足するとガーリックにはアリシンという成分が含まれており、これが香りを生む。このアリシンには食欲増進効果もありさらにお酒も進むというわけだ。これまた無限ループだ。ああ、たまらぬ。寒空の下で、海辺の近くでアヒージョ。あぁ、たまらぬ(二回目)。アヒージョって食べ始めると止まらないのだよ。美味すぎてアヒーーーーである。野菜を多く使っていることもありP5の春ちゃんも思わず顔がニヤけることだろう。

f:id:naw0naw0:20210821024151j:image

ただ、あくまで上品に‥だ。

しかし、それだけでは終わらない。先生が食べた伊勢海老の炭火焼きだ。伊勢海老にはやはり日本酒だろう。私も日本酒は甘口なら問題なくイケるクチだ。かはっ!最高!と高々にしているがその気持ちはよくわかる。シンプルな伊勢海老自体も干物であり、旨味が凝縮されている。しかも炭火焼だ。遠赤外線効果とイノシン酸グルタミン酸でこの旨さは格段に増す。これは酒も止まらなくなるわけだ。

アヒージョが終わればオリーブオイルを有効活用した金目鯛のアクアパッツァパスタだ。これも言わずもがな絶品である。旨味が凝縮されているアヒージョの残ったオリーブオイルを元に刻みガーリックととうがらしを入れ、更にはアヒージョで使った野菜も投入していく。そして火にかけながら炭火で焼いた金目鯛を入れていく。ここから強火にして白ワインとプチトマトを投入し、少しばかり煮込んでいく。そしてパスタ、黒オリーブにケーパを散らして塩コショウで調整する。これはヤバい。これは普通に自宅でもできるのでやってみようと思う。加えて金目鯛のお頭の炭火焼も完全にお酒のアテとして有効な一品だ。これは紛れもなく有効ではなく完全な一本だろう。

f:id:naw0naw0:20210821024235j:image

総攻撃でレア泥も決まる大勝利である。

そして伊豆二日目の夜のこと。各務原ちゃんと犬山ちゃんの誕生会を兼ねての「アウトドアめし」。まずはエビとトマトのリゾットだ。伊勢海老の殻で出汁を取り、チーズで決める。リゾットはシンプルだが故に食材とその工程が決め手となる。エビのエキスがふんだんに凝縮されているリゾットにチーズがご飯に絡む。うおお、お腹がすいてくる一品だ。さらにそのリゾットにエキストラエビオイルをかける。

f:id:naw0naw0:20210821023559j:image

正に脳天を貫く旨さだ…!!

しかし、ゆるキャン△の「アウトドアめし」には本当に頭が下がる。あまりに良い作画だったこともあり、スタッフさんには感謝しかない。この短期間でここまでハマれたのは間違いなく「食」についてこだわりを持った繊細な作画があったからだ。アニメーターの皆様ありがとうございました!

そして1st同様の感想でまたしてもにはなるが、2nd Seasonの今回も外食でのシーンが用意されていた。

3話で志摩ちゃんと各務原ちゃんでうなぎを食べるのだが、これには調理工程にも気合が入っている。目打ちのシーンから入るあたりから驚いてしまった。ちなみにうなぎは東日本では背開きなのだが、きちんと扱っているうなぎ包丁は関東式背開き用のそれが描かれていた。その工程もきちんと作画されている。内蔵を取り除く箇所は板前の表情を映すことでカットしていたが、中骨を捌く所作まで描かれていたことで思わず拍手してしまった。中々ここまでやってくれる作品は少ない。やはり「食」へのこだわりが半端ない。そして完成されるうなぎの特上。

f:id:naw0naw0:20210820155154j:plain

私はうなぎが苦手で食べられないが志摩ちゃんの顔だけでその美味しさは見て取れる。また、外食ではないのだが「苺のきらめき(リアルでは苺のしずくというらしい)」という銘菓は食べてみたいので、シーズンが来たら静岡まで行こうと思っている。

そして、海モノといえばまだあるのだ。揚げ物にはなるが4話の大海老天重はお頭つきで見事にサクサクのイメージが伝わる作画だ。これは確実に美味しいやつである。しかもお蕎麦もついてくる一品。筆者はエビ大好き人間なので思わず食いついてしまったエピソードでありました。

だが、途轍もなく恐ろしい「食」が存在したのだ。それは第7話のことである。あまりの作画で殺されてしまったのは富士宮名物のしぐれ焼きだ。私も全国色々行っているが全くもって知らなかった代物だ。作中では五目しぐれという題目でメニュー化されていた。なお、しぐれ焼きとは広島のお好み焼きに似ている。生地の上にキャベツと焼きそば、そしてバラ肉とイカ、桜えびに天カスと最後に生卵をのせてさらに上から少量の生地をかけて両面を焼いていく。焼けた表面にはウスターソース、そしてイワシの削り節という富士宮らしいテイストだ。

f:id:naw0naw0:20210820155325j:plain
これは幸福感溢れるというもので、食べなくても美味いことが確実である、美味すぎる。アレは観るだけでよだれが出るしビール持ってこーい!(あんま飲めないけど…)と、とんでもなく海馬に衝撃を与えたシーンであった。

また別の話になるが、この作品妙に水曜どうでしょうのネタが多い。割と観ていることもあって親近感が湧いてしまう。多分これ作者が好きなのだろうか。だって志摩ちゃんのテントなんてこれモンベルのなんですよ。これ水曜どうでしょうの中で有名な「ここをキャンプ地とする!」のテントと一緒っぽくて、調べたらやっぱ一緒だったっぽくて。ネットで同じこと言ってた人がいたときには思わず笑いました。あ、やっぱそうなのかとw それに加えて(クリスマス含め)キャンプして、原付で移動して、温泉寄って、車中泊もして、パスタ寒いとこで食べてる(正確にはオーロラパスタではない)のが全部水曜どうでしょうに当てはまるのだ。極めつけには藤村D嬉野Dの声がアニメからしたのだ。これには思わず驚いてしまった。完全に知らなかったので知ってる人の声がするーーー! と観ながら衝撃でした。

いやぁ…、こうして振り返るとゆるキャンは△めちゃめちゃに面白い作品でした。1話1話丁寧に描かれており、とても平和な中で話が完結されるので心がとても満たされるのです。音楽もケルト調で心地がよく、大変そちらにも満足しています。アニメだけだはなく原作も無事に購入できたのでそっちも楽しみにしています。

さて、ここまで書いてきましたがそんな私も冬くらいにはソロキャンくらいは山梨でやってるんじゃないかなと思います(笑)。分かんないですけどね。ただ自宅は庭もあるのでそこでまずは買った焚き火グリルで焼肉とかしてみようかと。それにキャンプも究極はキャンピングカーでもいいと思いますしね。ここでも話題に結構出しましたがP5Aの影響でキャンピングカーは買おうと思っていたのでむしろちょうどいい機会になりそうです。1,000万くらいあれば買えるんですかねー。相場を知らないので適当に書いてますが(笑)。

次にゆるキャン△のことに触れるのは静岡とか山梨に行ってからになるでしょうか。それとも映画化するらしいのでそっちが先になるのか。原作の漫画についてはtwitterとかにちょっと書くくらいだと思います。

いやー、しかし本当に面白かったなぁゆるキャン△。次はどんな作品に手を出そうかしら。。。それでは今回はこんな所で。

 

当ブログゆるキャン△画像参照元https://twitter.com/yurucamp_anime/media

【Blog】坂本真綾さんの25周年記念LIVE “約束はいらない“に参加してきました

 

f:id:naw0naw0:20210323140129j:image

ども、nAW0です。

お久しぶりです。今回はですね坂本真綾さんのLIVEに参加して来ましたので、それの感想です。2日目に行ってきましたが荒れた天気になりまして、雨と風がまぁ凄くて始まるまでが大変でした(苦笑)。地元はそんな酷くなかったのに〜〜〜!って始まるまで思ってたのはここだけの話です。

さて、そんな坂本真綾さんのLIVEは一昨年前のカウントダウン以来でしたが、とても堪能できました。

それと、観る景色に変わりがなくて驚きでした。この情勢になる前からあまり声を出すようなLIVEでなかったことが良い方向に働いたようでファンの方のマナーの良さを改めて実感しました。いやぁ、いいLIVEだったなぁ…。

とても楽しそうにしている真綾さんとバンドメンバーがとても印象的でしたね。ファンの方もとても楽しそうにしていて、なんて幸せな空間なんだろうと、心から思えました。自身もエンタメを生業にしていますので、やっぱオーディエンスがいてこそのエンタメなのだなぁと心から実感できました。LIVEって素晴らしい!音楽って素晴らしい!!エンタメって素晴らしい!!!

それに今回はとても好きな曲が唄われましてそれもとても、嬉しかった。gravityという曲はボクにとっては最も好きな曲でしたので一際記憶に残るLIVEになったと思います。流れた瞬間に世界が塗り替わったのかと言わんばかりの情景の美しさ!ステージが暗くなる展開が余計耳に音を響かせます。これを最高と言わず何か最高か。その一瞬に喝采を、一期一会とも言える機会に感謝を。

まぁ確かにgravityには驚かされましたが、前半で歌われたオールドファッションも最近の曲ではかなり上位に入る曲でしたので一昨年のカウントダウンで聞けたときもとにかく嬉しかったのですが、間があっただけに歌の良さがとても心に響いてきます。

歌もなんですけどあの曲は歌詞がいいんですよね。この曲が終わるまで 君の恋人でいたい ってフレーズは心まで真っ赤にさせるくらい直截的な言い方でたまりません。思い出しながら余韻に浸れます。それに今回はLIVEで初めて聞く曲たちも多く、特に入ってきた感じはします。新アルバムに収録された曲や独白にいつか旅に出る日なんかはそも初めて聞いたので、凄く贅沢でした。

そんなLIVEの後半のgravity以降は学生時代に多く聞いた曲やカラオケで歌った曲も多かったので懐かしかったですね。

少年アリスに思い入れがけっこう強いので光あれが唄われた時は女神も笑顔になるくらいには上がりきっていたと思います。

gravityといい周りの人には好きな曲が古いと言われますが、一番聞いていた時が学生時代なのでしょうがないんですね、これは(苦笑)。

光あれの2番のサビに入るくらい前で急に涙が出てきたのは自分でも驚きで、思い入れの強さと今のご時世とか色々思ったらもう色々と溢れてしまいました。その流れで誓いが来たものですからどうにか堰き止められていた自分の中の許容量を超えてしまっていました。もしかするとあの時が坂本真綾という歌手に心から惹かれてしまった瞬間だったかもしれません。元々好きなアーティストでありましたが、改めてありがとう坂本真綾。あの日あの場所にいられたことをとても幸せに思います。

では、そんなLIVEの演出や衣装についてもお話していこうかなと。振り返ると、うん…とても素敵でした(急に語彙力が消えた…ね)。(それはともかく)センターステージにプリンセスラインが特徴のドレス調の衣装と非常に珍しいスタイルで思わずデザイナーさんとパタンナーさんの凄さを実感。

本人は衣装をルンバと形容してましたが、話がちゃんと三段落ちしてるあたりさすがでしたね。喋り手としても長いですから、彼女は。

なお、私はアーティストとしての彼女も好きではありますが、映画の吹き替えの印象のほうが遥かに強かったので役者としてのほうが知って長かったりします。そんな彼女の全ての通ってきた物事が反映されてステージを作られているのだと思うと感動です。彼女の素敵なところはあくまでアーティストとしてのLIVEでそこに違う要素を言葉として持ってこないんですよね。すべてを吸収してアーティストとしてステージに立って歌からMCまでをマルチにこなして行く姿に心から敬意を払います。まだそんな回数行ってないのでこれは感覚なんですけどねー。

ちなみにですが、2着目に来ていた衣装もデザインどうなってるんだろうとそっちも気にしてたり。ちゃんと歌も聞いてるのですが、どういうコンセプトでこの衣装なのかとかも考えたりすると面白いんですよね。この衣装を纏ってどういうことを伝えたいんだろう、どういう意図があるんだろうって考えたりするのも楽しかったりします。

そんなマルチな彼女がLIVEでMCで放った心を穿った言葉があります。それは、全員が満足できるLIVEは無いという言葉です。言い換えれば完成するLIVEはないってことです。

機会がある度に伝えたいメッセージは違いますし、コンセプトだって違います。個人のアーティストからこの言葉が聞けたのはとても私の中では響きました。

自身ですら満足させないというその在り方はスポットライトを浴び続ける主役であり続けるということ。オーディエンスが小さい光を持っていて、それを持ってきてと頼むのではなく、光を求めるならば自分の手で掴まなければ、そうでなくては意味がないと言わんばかりの姿勢。全く以って感服です。

いやぁ振り返れば振り返るほど満足度がとても高いLIVEでした。そのうちマジでファンクラブ入ってるかもしれませんねぇ。最後まで手を振り続けていた彼女の姿が頭から離れませんよ。

また、何かの機会でLIVEが開催されることがあれば足を運びたいと思っております。

それでは今回はこの辺で。

 

Thank you for reading my blog. See you again!

【Blog】まるでアニメを観ているような“アニメ”イベントはあまりにも完成し過ぎていました「かぐや様は告らせたい」On Stage ~秀知院音楽譚~


f:id:naw0naw0:20201025215522j:image

ども、nAW0です。

行ってきました、「かぐや様は告らせたい」On Stage ~秀知院音楽譚~。ついにかぐや様は割と大きいステージイベントの開催ということでウキウキです。f:id:naw0naw0:20201025232453j:image

コロナ禍でエンタメが塞ぎつつあるこの昨今。中々リアルエンタメをリアルな場で楽しく過ごせることが難しいこの昨今。久々に参加するイベントはめちゃめちゃに楽しかったですね。

そして、今回のこのイベントは“アニメ”イベントとして最高の内容であったことは間違いありません。最高で、完璧でした。…あまりにも“アニメ”イベントとして完璧でした。こんなイベント参加したことありませんでした…。だってアニメのイベントというかアニメ観てるみたいだったんですもん…!!

いやいやこんな最高なイベントがあるだろうか!いや、あるんだなこれが!

さて。何故こんなにボクは満足感半端ないなのかを語っていくとましょう。

今回のイベント、完全にアニメ構成でした。OP2曲から始まり、Aパートを挟み、ショートエピソードを挟んで、Bパートを挟み、キャラソン歌いつつ、ラスト前にCパートのプロローグを挟んで、EDからのCパートという完璧なまでの流れ。

感覚として、アニメと先程表現しましたが正確にはアニメを模した文化祭の様な流れな訳です。この一連の流れを舞台でアニメのように流していくこの流れがあまりにも完璧でした。しかもラストにラブドラマティックを持ってくる辺り、最終回意識した構成になっていてこれもまた上手い演出ですよ。

声優だけで売っているようなタイトルではこの先イベントは死ぬと、確実に思わせる構成です。2回も言うようで恐縮ですが、これをやられると他のイベントは練りに練った構成にしないと今後こういったイベントは確実に死にます。えぇ、死にます。

正直生アフレコ程度では面白くもなんともないですしね。あくまで原作あるアニメは作品あってのイベントですし、そこを活かしきれてないならもうそれはアニメイベントではないすしねー。

内容をきちんと詰めてあるからこそ、そして演出が作品に沿っているからこそ!ここまで、満足度の高い構成になったのです。ANIPLEXがどこまで考えてこのステージを構成したのかは分かりません。今までを反省してのこれなのかは分かりません。

ただ、これまでのアニメイベントと比較すれば工数も資金もかなりかかっていると思いますが、間違いなく顧客満足度は上がります。今回が良い例です。こんな楽しく満足度が高いアニメ発のイベントは経験したことがありません。今後としてはANIPLEXが関わってくる作品はかなりイベントにも力入れてくることになるでしょう。その辺りも注目せざるを得ませんね。

さて、OPは久々に聞く生歌。生の歌って、本当に素晴らしい…。半年以上ぶりに聞くアーティストの生歌。鈴木雅之さん、鈴木愛理さん、伊原六花さんによるOPの饗宴…!最高が過ぎる。振りもパーフェクトにこなしてくる辺り今日の本気が垣間見えます。…ありがとう。

そして演劇パート。キャストの挨拶を一切無しに、全て脚本ありの演劇パート。もちろん、アドリブはあったんでしょうけど、どれがどこまでかは分かりませんでしたが(笑)。さらに、舞台に立っているのは役者さんですが、あくまでもキャラクターとして演じられています。挨拶無しですから、立っているのはキャラクターなのです。だからこそ良いのです。

しかも演劇内で使われるイラストまでもまさかの新規描き下ろし。気合いの入れようが違います。A-1さんありがとう。ありがとう…。これが8kで観られるとかわけが分かりませんよ、。もっと取れるよANIPLEX!イベントBlu-rayは公式から絶対買うし、OADも3期のBlu-rayも買うからな!ありがとうANIPLEX!!

と、まぁそんな神がかったイベントは本当に素晴らしい構成でした。と、言うのも私が今まで参加してきたアニメイベントはアニメということもあり、キャストによるコーナーを挟むようなバラエティ色が強いものがほとんどでしたが、それとは一線を画する内容でした。まぁ、むしろこれが“アニメ”のイベントであって本当に嬉しかったのですよ私は!!(何度だって言いますよ私は!)

さてさて、そんな演劇パート。どれも面白く引き込まれるパートではありましたが、特にBパートは神でしたね。マジで舞台でありながら御行さんやかぐやさん、藤原書記や優くんにミコちゃんと大仏さん、そしてハーサカを観ているようでとても楽しかった。そこにいるようで。

たまにマジ笑いしてるのが個人的にはツボでした。何回かハーサカ(花守ゆみりさん)が笑っていて私も連られて笑ってました。まぁ、それもこれも優くん(鈴木崚汰さん)がいい意味で悪いんですけどね(笑)。

流石にかぐやさんと御行さんを介したミコちゃん大仏さんの妄想劇に割って入る優くんが歌いながら入ってきたら笑うでしょ。最終的にアオハルかよって退場してきましたからねw オチまでが完璧すぎるwww

そして、この演劇パートを引き立たてているのがナレーションである青山穣さんです。実際にアニメでもナレーターとしてご出演されています。私も実際に拝見したのは初めてでしたが、非常にお茶目な方でめちゃめちゃ楽しそうに進行していくのでとても観ていて、いや聞いている方も楽しかったのではないでしょうか。私もめちゃめちゃ楽しかったです!

引き立て方がハンパなかったですからねー。ちなみに青山さん自身も自己紹介はされておりませんでした。補足しておくと、「チカっとチカ千花っ」の直前の繋ぎでキャスト名がチラッと出たくらいです。

「チカっとチカ千花っ」は今日聞けたらマジでイベントSSRになるとイベントが始まる前に話してたんですが、まさか本当に聞けるとは…!しかも振り付けアリで…!!!そんな贅沢していいんですか!思わずガッツポーズでした。(映ってなきゃいいけどw)あと、うっせーバーーーーカ!!も聞けたので満足しました(笑)。 次の機会があれば白銀家全員で演劇パートお願いしたいですね。もう笑い止まらなくなると思います。

そして、この楽しすぎる脚本はなんと驚くことに原作者が担当しているのです。缶詰して描かれていたようで…いやぁ脱帽です。正直、原作者が描き下ろしの完全新作で攻めてくるイベントってめちゃめちゃにすごいと思いますよ。

去年同じ制作のANIPLEXがロード・エルメロイII世の事件簿イベントで原作者描き下ろしの朗読パートがありましたが、こういったのはもっと増えて欲しいですね。声優目当てで来ていると言うよりかはきちんと作品ありきのイベントとしてあって欲しいのでこの流れは加速して欲しいですね。原作者以外が描くパロディって要らないんすよね、マジで。

ま、それはさておき。いやぁ、しかしマジでめちゃめちゃに楽しかったなぁ…。ロミオとジュリエットのあれ早く映像で観たいですわー。アレで使われてたイラストはアレですね。1期の5話で使われてたヤツですな。かぐやさん演じるジュリエットは若干ヤケクソで、ロミオが完全に気だるさMAX。すんげぇ面白いけどなんだこれってなりますわw 終わり方も雑ですしwww

そして、さらには主人公周りのキャラクターが全員竹取物語に扮したキャラであるという件から発展するかぐや様版の竹取物語。原作(本物の竹取物語ですよ)はフィーチャーしつつ完全なパロディ。これがいい。優くんがここでも完全にオチ担当なのは目に見えてましたがw でも優くんはホントはカッコいいんだからな!うおおー!3期がマジで楽しみすぎる…!!

そんでもってED。センチメンタルクライシスのEDアニメ部分の謎が解けましたね。まさかそんな裏設定が…w これからまた観たら意味が変わりますわ、うん。生歌も聞けて満足です。福原遥さんも登場して驚き2倍でした。うーーん、まさかでしたねぇほんと。

ま、EDはこれくらいですかねー。しっかし、イベントの中の演劇パートでもありましたが3期までやれるって凄いですよ。1期で中途半端に終わらせるアニメ作品が多い中で、こうして3期までできるって凄いことです。アニメ企画・制作母体の資本力もあるのでしょうが、そもそも原作がめちゃめちゃ面白いですからね。そりゃあまぁ売れるし反響もありますわ。改めて3期おめでとうございます!

果たして、OADがどうなるのか。そして、3期が一体どこまでやるのか、いつから放送なのかとかも気になって仕方がないことではございますが、とにかく楽しみにしておきます!

それでは、今日はここまで。f:id:naw0naw0:20201026000653j:image

26ってことで、捲ったらコレでしたw うるせぇバーーーーーーーカ!!!!!

 

【Blog】ソシャゲからほぼ離れて2ヶ月経って時間が充実した話

f:id:naw0naw0:20201014222841j:image

ども、nAW0です。

寒くなってきまして、ついにコタツを出しました。特に朝方と夜は寒いですねぇ。月日に割と正確な気温と天候を齎している令和ちゃんはデジタル移行して来たなんて指摘も案外当たってるのかもしれません。

さて、今日はソシャゲから離れたら可処分時間も増えたし時間に余裕ができたって話をしようかなーって話です。あ、そうそう。今回は割と短めですー。

実は8月末ぐらいからソシャゲはログインだけしてあとはほぼ放置してました。とゆかいい加減色んなゲーム会社はスタミナ的なものをストックできる仕組みを作ったほうがいいと思いますよ。全部が全部お前らに時間費やすって考えのほうが極端だしそんなひと少ないし、ユーザビリティも良くないぞ!

…すみません脱線しましたので戻します。さて、ここで若干表題詐欺とかツッコミ入るかとも思うんですが、そこは流してあげて下さい。ほぼと記載した通りですね、完全に離れられた訳ではなく、仕事とかルーティン以外のリソースを結構な割合でソシャゲに割いていたので、それを止めたって話なんです。

なんと言いますか、自分で付けた鎖を自分で解放するみたいな気持ちよさがありました。

さてまぁなんで解放されたのか。そのきっかけは当時ですね、英雄伝説 創の軌跡 というゲームが出たばかりだったのでそっちに工数割いてたことで、ソシャゲに時間を振る余裕がなかったんですよね。ま、実は大したことではないんですが大きい一歩でした。

でも、これがいいきっかけになったんです。とゆかそっちのゲームでも周回ばっかしていて若干ソシャゲとかMMOやってる感がありましたが(苦笑)。

CSゲーだけに集中する。それだけをやってるって環境が久々だったこともあり、まぁとにかくめちゃめちゃ進みましたしとにかくやり込みました。

別にその時は意図してソシャゲ封印してた訳ではなく、創の軌跡がやりたくてやりたくてしょーもなかったので、思考としてソシャゲが邪魔になったという だけなんです。そしたらいつの間にかアクティブにやらなくなっていたってことなんですよ。

さてまぁ戻しますけど、それしかやらないからそれだけに集中できるわけで。仕事以外は株と為替の動きとか社会情勢とかそういうことだけを見ていれば良いので余計なこと考えなくていいんですよね。

あとは週一くらいで出社して対応してる業務があるので、移動時間もここ2ヶ月くらいで増えました。完全に引きこもるだけの生活ではやっぱ厳しいですからねー。元々引きこもり体質なので苦にはまったくならなかったのですが、というのは最早蛇足でしょうね。

そんな出社タイミングがある時の移動時間も情報収集とゲーム…というわけではなく、本読んでたりするので読めてなかった本も読めたりしてます。思考として、ソシャゲが切り離されました。買ったけど、読んでない本があまりにも多くあり過ぎたんですね。漫画も含めてですけども。

ちなみにですが、このタイミングでついに電子書籍に切り替えました。さすがに全てとは言いませんが、いま持っているものはそのままに、今後紙で…というもの以外は全て電子化させました。めちゃめちゃに楽ですね。全てスマホタブレットで終わる。これ、ゲームも同じで最近はDLが自分も主流となり中々PKGを購入するのも少なくなりました。面倒ですしね、切り替えとか。負担も減り読みやすく、やりやすく時間の使い方も今まで以上に洗練されましたね。良いことです。

私、通勤時間が結構地味にあったので今まではほぼソシャゲに充ててましたけど、これが完全にクリアになった訳です。

なーんかFGOとかグラブルとかやって結構時間が経ってて、そんな時間が5年くらい続いてましたし(グラブルはまだ1年くらい)、ホント久々にソシャゲに縛られなくなった生活は可処分時間が増えて、他の時間に充てることが出来ています。

今ログインを続けているソシャゲに対してはメインシナリオさえ進めてればいいかな。だったり、狙いのあるガチャ以外は完全に目を向けないとかそんな感じのマインドです。

なので、別に興味をなくしたわけではなく、比重が変わったってことですね。

しかし、アレだけガチガチにやっていたFGOを些細なことで大きな時間を割くことを止めたってのは個人的にはとても大きなことではあります。前ならソシャゲ優先してたんですけど、大きな1歩ですねぇ。

あ、そうそう。

ボクの周りも結構みんなソシャゲから数歩下がったような感じが見て取れるようになりましたね。リアルの子もSNSの子も、結構観るようになってきました。

ソシャゲが移動時間にっていうユーザーがほぼだったでしょうし、そういうのもあって見直されてる感じはありますね。実情はそんな変わってはいないんでしょうけどね。まぁそんな市場では逆にCSゲーは盛り上がっていて。任天堂なんかは絶好調でしたからねぇ。ボクも最近はもっぱらこっちばっかです。メガテンも月末に出るし楽しみですなあ。そいや最近プレイしていた十三機兵防衛圏はマジで面白すぎました。システムといい、シナリオと言い、UIUXが至高ですよね。アトラスさんありがとうございます!!!楽しかったです!!

さて、こんなところで話題もいいかなって思ったので今回はここまで。

 

それではまた次回の更新で。

【Blog】創の軌跡 ゲームクリアしたので言いたいこと言うし考察もする

f:id:naw0naw0:20200923172656j:image

ども、nAW0です。

クリアしました創の軌跡。評点は☆5段階で☆3くらいです。

いやぁ、今回の作品はあくまで始まりを告げる鐘を鳴らしただけってのがまたオツな所でございまして、核心に迫るところはあんま無かったんですが、個人的には大変ではないといえ、満足しております。やはりシナリオ的なところではSCは超えてきませんなぁ…。

それは置いておいておいて。まぁ〜〜〜楽しかったねぇ、うん。今回シナリオが密度的に濃かった。一つ一つの√が短いんだけどね、夢幻回廊もあるからそこまでその点も気になりませんでした。ただ、周回要素マジで止めてほしかった。ソシャゲとかMMOやってんのか?と思うくらいにに萎えました。

まぁ、でもシナリオをクロスさせていくゲーム展開ってのはこれがまた面白い。ひとつに繋がる瞬間ってのが面白いんですよね〜。正に世界史の授業。

でもさ~~~、ストーリーとは良いにしても、今回モブの会話は間違いなく手を抜いている。全然進んでる感じがない。これはダメだよ~~~~~。あとはまぁ使い回しとかも多いし、グラフィックはまだ1世代くらいは遅れてるし、そゆとこでも評価は低くなってしまいます。そりゃあ切ってしまう人も多いわけです。利益率重視という経営体制を見直して、真にゲームに向かい合ってほしいとは思います。

と、まぁそんな指摘は置いておいて。私自身はですねー、チャプターにはそこまで時間使いませんでした。ぶっちゃけ夢幻回廊の方が時間割きましたからねー。強敵前に必ず入れられるんですが、やり込みにおいては幾らでも出来るのでプレイ時間が相対的に延びるというw なので強敵以上に強くなる…みたいな…。まぁそれでも苦戦したところはしたんですが…。このやり方、昔のゲームのエンカウント率の高さでプレイ時間を上げるという旧いやり方に似せていてイライラしましたわ。

あとまぁ、想定はしてましたがトロコンは無理でした。とゆかそもそも1周目はボク大体ハードなので、ナイトメアでクリアが無理な時点で諦めてはいましたけど…w。だってね、ハードでクオーツ揃えて漸く《雷神》倒せるんですよ!?なんじゃ30手までにって!?意味不明でしょ!!リィン√でいきなりとんでもない試練でわけわかめですよ!しかもいきなり構えろって言われるんでね。1回目は死にましたけどやりましたよ!やってやりましたけどね!!結構時間かけましたよ!50からスタートして20手目(要するに30になった時)ジャストで勝った瞬間叫びましたからね。チャプターの始めにそんな大物出して来るんじゃねぇよ!!!ってブチ切れそうになりましたが…。

しかもこれだけじゃないと言うね。あと苦戦したのは…《劫炎》ですよはい。レベル135近く全員上げたのに大苦戦です。(回復役の圧倒的不足とは言え)メンツ的にも大変厳しいという。。。何故か心眼が仕事しなくて…。さらにやめて欲しいのはライフ半分で全状態異常及びブレイク状態が解除されるのはホントやめて欲しい。前シリーズからの改善点っすね。

さて、そんな苦戦もあり、さらには宝箱2つ程逃した上に閃IVと同じミスして魔獣手帳も1種類逃したという私。いっつも一回で出来ないんですよね…。まぁ、その代わりにもなりませんが、クオーツとか装備はかなり気合い入れました。

4段階以上のクオーツは全員装備させて、選抜メンバーには5段階目のクオーツ装備させました。ちなみに、リィンとユーシスとエマとフィーとアリオスさんと今回株急上昇のルーファス《C》が該当します。なお、装備は個人武装の最高位までは用意しました。

ミラは死にました。だってUマテ使いたくなかったんですもん!!エリィさんがね錬成してくれればいいんですけどしてくれないんですよ!!はぁ。。。

して、そんなUマテに苦しまれた私は最強武器をリィンとユーシスとルーファスに捧げました。いつもならラウラとユーシスに入れてたんですが、今回はルーファスがマジで気に入ったので…!!加えて何度も言いますが、戦力アップのためかなりのリソースを使いました。常にマジでUマテが幾つあっても足らないんですよ…!!!!(2回目)

まぁでもね。High Speed Modeがマジでいい仕事します。それとヴァリアントレイジです。これでかなり戦闘短縮されて周回が捗りました。雑魚戦はこれで潰しました。それでも数分でUマテもセピスも消えます。グラールロケットの上位も揃えようかと思いますが、それはまた追ってですかねー。アップデートもあるみたいなので今回は近々に2周目に入ろうかなと。あぁ、ちなみにクリアレベルは155でした。

さて、本編ですけどね。けっこう複雑怪奇かと思いきや単調でして。ぶっちゃけダントツに面白かったのは《C》√ですかね。後はあくまで付随していく感じで、蛇足が多かった気もします。またイシュメルガかよとか、悪意が人から消えないなんてのはⅣで分かってんだよと…まぁ若干残念でしたが、《エリシュオン》が演算を行っていくだけでそこまでのものを再現できるのかっては驚きではありましたが…。

まぁ、そんな構成の今作は《C》√が作り方が唯一秀逸で、まさかラピスの手配から、この状況まで全部作ったのが彼女だったとは…。

「限定式収束未来演算」…途轍もないですね。

言うなれば千里眼のほぼ擬似再現ですからねぇ。正確には違うんですけども。ただ、これによりこの出会いを得たルーファス卿の今までのことや、これからを良い方向に左右させた辺りも良かったんですよね…。Ⅳで実は唯一救いがなかったのが彼だったので、咎をすべて引き受けた彼にこうして、贖罪や過去と向き合う機会が与えられたことに心からよかったなと。

 

「ルーファスはルーファスだよ」

この言葉はまさに彼にとっての救いだったと思います。

Ⅳで彼が《鋼》に対してやったことについてはボク自身では、これも相克の内ということと、ユーシスが彼をぶん殴って決着付けたことでもうそこにあまり執着はありませんでした。寧ろ今までかけた全てが終わってしまったことによる目的の喪失で彼のこれからが本気で心配でした。

ラピスという存在と、《庭園》の二人との出会いがこれからの彼を作ってくれるとそう信じています。

さて、メインはこれくらいにして。今回はメイン以外にもサブでいくつか入ってましたね。3rdと同じような感じですねー。

しかし、それだけでハッピーエンドってわけにもいかないのがこのシリーズで。いくつか疑問点も出ましたね。しかも最後にどデカいのが…。これもまた扉システムと同じような感じで…。二番煎じかよとは言いたくなりますが、まぁ流すとして。箇条書きで上げてくとこんな感じですかね?

  • 女神の《枷》
  • 大陸の《外》及び大気圏外の違い
  • オレドで発足したTSC(分からないのでほぼ話題だけ)
  • 3年後の世界の終焉
  • 2年半にわたる《永劫回帰計画》と"世界の可能性に迫る計画"

さて、一つ一つ考えを纏めていきますか。

女神の《枷》と大陸の《外》及び大気圏外の違い。そして改めてC.エスプタインの《導力》を紐解く

f:id:naw0naw0:20200925162212j:plain

考え方として有力なのは「全てを《女神》という存在に任せた思考停止」が上げられます。つまりは森羅万象、あらゆる不可解なことを《女神》という存在に任せて思考を放棄させるシステムがこの世界には存在しているということです。(仮説)

最近のSAOで言う、「CODE:871」ですね。CODE:871から脱却したことで本編ではアリスが「真性ボトムアップ人工知能」に進化したというのがAlicizationの一つの本質であったわけですね。まぁ、正確にはこの二つは二つで一つに足り得るわけですが…。

すなわち、システムを自分自身から超越することで、進化できるってことですね。これをこの世界に置き換えると、全てを《女神》という存在に任せて思考停止するのではなく、考え抜いて答えを出すことでその《枷》から解放されるということです。しかし、この考えであれば、別次元のリィンから自分と一体になり、大気圏外まで脱出することで女神の《枷》から解き放たれるという彼の話と矛盾が生じます。

あるいは大気圏外から大陸の《外》という一定の概念に自ら触れることが必要なのでしょうか…?だとすれば、C.エスプタインは一体どこでその考えに至ることができたのか…。

別次元のリィンは《枷》を外すことができれば大陸の《外》にも出られると話していました。故に、この時点で大気圏外と大陸の《外》は違うことが明らかになりました。

なれば、C.エスプタインは考えに自ら至ったのか、あるいは物理的にそれを確かめたことになります。あるいは実際に調査し、調査した結果の答えとして世界の《外》という答えを得ることになったのか。その末に《導力》を発見した。文字通り世界の《外》からその力を持ってくることによって…。これには何の証拠もありません。あくまで仮説を生むための順路でしかありません。ですが、《盟主》がすべての魂を導くとも言われており、彼女自身が《外》と関係していることは確かなわけですから、《導力》とはこちら側へ世界の外からエネルギーを導いているものなのではないかみたいな話になってもおかしくはないわけですね。。。

最早、教会が信じられなくなってきましたね…る。なんじゃ女神って…みたいな。《D∴G教団》はいいとこ行ってた感じはありますよね。独自の境地とはいえ(やり方は最悪でしたが)。《蛇》につっかかってるのはこの秘密が漏れないようにしてるのではないかとそう思い始めています。

3年後の世界の終焉が確定事項であること。そして、2年半にわたる《永劫回帰計画》とカルバードによる"世界の可能性に迫る計画"(ちょっとだけTSCについても)

f:id:naw0naw0:20200925162229j:plain

「後ろの正面だあれ」というとんでもねぇエピソードが明かされまして、とんでもねぇことになりました。ちょっといきなり閑話休題ですが、言わせてもらうと遂に、《蛇》一強時代は完全に終わったことが明らかになりました。

技術的特異点である《エリシュオン》もそうですが、TSCとかいうオルドを拠点とした組織なんかも出てきて、まさか《星辰の間》に介入できるまでの組織が生まれたとは…。さらには《エリシュオン》消失までの観測プログラムも削除されるという始末…。しかも金次第という。。。ま、それ以外は不明ですが。脅威となり得るでしょうね。

そんなおっかないところに介入させたのがロイ・グラムハート氏です。カルバードの新大統領でとんでもない手腕であることは明らかです。

その場で触れられたのが、お互いの計画に干渉しないことでした。彼らの計画は《盟主》曰く"世界の可能性に迫る計画"…。今はまだ不明ですが、《蛇》の永劫回帰とは違うようですね。そもそも《蛇》の目的はおそらく世界の終焉の回避です。それに《導たる篝火》の《劫炎》も必要らしいですね。《使徒》でも《0》ではない彼が…。恐らくこれも《外》が関係しているんでしょうが…。

ま、そしてですよ。限定式収束未来演算によって判明した世界の終焉が3年後あるいはそれ以下で訪れてしまうことは確定されたといっていいでしょう。この計画二つにどう違いがあるのかは全くわかりませんが、感覚としてはロイ・グラムハート氏が求めているのは、世界の変革である感じはします。それも《外》を鑑みた。。。完全に推論ですけど、魂の物質化ではないですが、似たような感じなことを画策している感じはありますね。分からないことばっかでモヤモヤしますなぁ…。

まぁ、今後はアップデートもありますし、カルバード編がスタートされることを願いましょう!ホントいつ終わるのかねぇ…このシリーズ。。。

果たして《不動》が動くときは来るのか!《不遇》とまで言われた彼の将来を願って乾杯です。

それではまた。