ども、naw0です。お久しぶりです。
7月もあっという間に終わりましたね。
なが~~~~い梅雨も明けて憂鬱期間も…、いやこれは終わらないんですよね。そんな中でもイベント事もありますから、それを楽しみに日々生きていこうと思います...。
さて、本題に行きましょう。
なが~~~~~い虚無期間が終わりまして、ようやくメインに入ったFGO。なんと皮肉にも世俗では既にサービスが終わったんじゃないか?とまでは言われました(笑)
でも待った甲斐はありましたね。
マジですげぇぇぇカルナがカッコイイし、アシュヴァッターマンの英霊としての誇りの高さ…はまさにシナリオを盛り上げるスパイスだった。。。
over the topで上がりすぎた。
基本的にさ、ボクは本編プレイするときに絶対TVに繋いでやるんですよ。
だからもう進展の仕方と演出、BGMがすべて最高の環境でやれたわけさ。CCCが大好きな僕にとっては最高の演出。。。またやりてぇなぁCCCをさ。
あぁ…マジで楽しかった。手に汗握る展開がたくさんで、今回は大きなターニングポイントでもありました。
そして今回もゴルドルフ所長大活躍。まぁ流石はメインヒロインといった所。魔術師 ―人でなし― でありながらも人間味を持った彼はユーザーに最も近い位置にいる人です。
うん、かなり好感が持てました。唯一の急上昇株です。
そして最早ネタキャラになりつつあるシャーロック。
カワイイ解説役のキャプテン。真名には驚いたなぁ!あ、ディズニーシーだって思った人は挙手ねw
最高に頼りになるレオナルド。まぁ相変わらずボケボケだったけどな。やはり天才は考えることがわからねぇ…。
そして妙蓮寺。そしてデイビッド。
二人の掛け合い良かったよね~~~~。
冠位の件には驚いた。
あれってさ、対人類悪への対抗手段なんでしょ?どうやって召喚したんだろ。。。
だって、「一つの巨大な悪に対し7つの人類最強で立ち向かう決戦術式こそが聖杯戦争の元」っていう描写にだったやん?んで「プライミッツ・マーダーを御するには守護者七騎が必要」って伏線が最終幕で明かされたじゃん?
だとすると、アニムスフィアの先代がソロモンを召還したのは…。やっべよく分からなくなってきたな。
異聞帯が一つの世界と仮定して、そこにいる敵?がプライミッツ・マーダーに準ずるものなのか…。だから召喚できたのか。。。
うーーーーーん、謎だなー。。。
謎って言えば、ペペさんから話があったけどクリプターと異星の神のゴールが違うってのもあったね。
これも明言されると気づく点は結構あるのよ。だって今回の件、リンボはこの世界が壊れるものだと理解してアルジュナに肩入れしたわけでしょ。
それに前回のシンも普通なら介入してあのままの世界で進行させるはずなのに、芥先輩とコヤンスカヤは動きが全然違ったもんね。
そうみると、汎人類史の人類(?)がどう行動するのか今は観察しているだけなのかなと。だから生物のためには何が最適解なのかを探って理想郷でも作ろうとしてるんじゃないでしょうか。
マジでネギまみたいになってきたな。
あれも魔法世界は火星の依り代って話だったもんね。そいや、エルメロイ二世が魔術は世界を騙すことって言ってたじゃん?ってことは、それを借りると魔術の本懐で、マジで世界を騙して塗り替えることがゴールなんじゃないのかな。
うーーーん。まだ材料が足らないなぁ。。。もう半分終わったのにね今回で。
フォーリナーの件もあるし、マジで冬木にあるあのクレーターが異星の神の介入で、それを止めて白紙に戻したのがゲーティアって説はマジなのかもね。
思い返すと、悩みながらも考察も進んで楽しい時間でしたね。本編は救いがないDOシリアスなんですけども。なんか楽しみながら進められたのってバビロニアくらいだよね。
あれは人がとても強い時代だったというのももちろんあるけど、すべての人が前向きに、ただひたすらに生きることに全力だった。毎日を全力で生きるとさ、一日の終わりに充実感得るのと同じ感覚になるじゃん?あれと同じで楽しいわけだよなぁ、うん。
もうリアルタイムにやったのはずいぶん前ですが、記憶にズッガーンと来る内容は脳内メモリーに強く残りますな。
さて…、と。大筋はこんな感じか?さてさてんじゃ見どころに参りますかね。
本章の異聞帯は旧きインド。それも4つの時期で循環を繰り返す、輪廻の世界。まさに気分はペルソナ2です。大きなテーマとしては善と悪。そして、今回僕はこのインド異聞帯を通して思ったことは人は決して悪から逃げられないということでした。
実はこの感想を思ったときにとある漫画が思い出されたんですよ。意外かもしれませんが、魔法先生ネギま!でした。
158時間目「誰もが未来を背負ってる! 」でネギくんは、世界に魔法を露見させるという超の計画を阻止するために行動を起こしました。※すみませんが、158時間目の前段について(登場人物やワードについても)は説明すると長いため割愛します。
しかし、そこには2つの葛藤がありました。
- 魔法という超常的な存在を隠し、今の日常を守ること。
- 魔法を全世界に露見させることで、世の中に蔓延る悲劇を魔法で解決できる世界にすること。
タカミチ曰く、この状況に置かれたナギは後者を選んだ、と。
そしてタカミチも後者を想い、躊躇いが生じた、と。まぁ元々二人は、紅き翼として活動していたこともあり救えるという一点においてそれが一種の救いであることを否定できなかったのでしょう。
同様に魔法使いであるネギくんも迷いました。
ですが末に彼は魔法をバラすことがそう簡単に人命を、世界を救うことにはつながらないと決断します。その際のセリフがこれでした。
ボクは、自分自身の日常のために悪を行う。それを逃れることはできないのだと。
彼は自らの行為を超にとっての悪と認めながらも、自らの日常を大切に想い、悪を以って自らが容認できない悪を断つことを決断するのです。
そしてこの後のゆえっちのセリフで全員で背負えばいいんだと諭されます。もちろんこの行為は彼にとって引き金になり、後に代償となって支払うこととなったのですが。
また、作品は違いますが、ルルーシュとも相似していますね。彼も自らの大切なものを守るため、最終的には悪を為して、自らが思う巨悪を討つことを選びました。
ですが、自らが悪を為し悪を討てば、結局は悪が残ってしまう。この矛盾を、自分という存在を断ち切ることで贖罪とした訳ですね。。。
さて、悪の様相についての前段はここまで。今回の話はそんな悪についてを引き合いに出してこそ本題に入れるというものです。
インド異聞帯にて立ちはだかる敵は悪を決して許容しない、インド神話の神をすべて取り込んだアルジュナです。
そのアルジュナが支配下として置いたのがユガを主とした輪廻世界でした。輪廻を繰り返すことで悪や無駄をなくす。善しか存在せず、無駄がない世界の創造。…想像できますか?
ここではそれが現実とは言え、人間らしくないと思うんですよね。自分な意志があるからこそ人で、欲があるからこそ人で。結局は善悪を自分で判断して、生き抜いていくというのが人間なんですよ。
日々が神への祈りを前提として、すべて神の掌で踊らされているなんてのはただの経験。もしくはそれ以下かもしれませんね。だからこそ、そんな歴史を辿った軌跡は人類史にとって誤りだと思うんです。
そこに進化があれば、ボクの考えは全部否定できる。でも、輪廻を繰り返すこの世界では1つの答えしかない以上進化などない、のだと。
ただ、神の思うがままの意志を持たぬ人形。
たた、日々を過ごすだけなんてのは生きているなんて言えません。(過去の人類の否定では決してありません。)
現代に生きる我々のエゴかもしれませんが、それは癌とも膿とも言うべき存在ですから、消さねばならないのです。
故に彼らはすでに3つの世界を剪定世界と肯定し、可能性全てを消し去りました。使命感があったというのもありますが、分岐を経て別の変化を遂げた世界は人類史に相応しくなかったわけです。
ですが、行動を止めなかった彼らも自分たちの存在を完全に悪と認めたことはありませんでした。あっても、この星をあるべき姿に戻すという心情だけでした。
イヴァン雷帝を前にしたぐだくん達がまさにそれですね。しかし彼らは今回きちんと口に出していました。この先取り戻した先の自分たちの世界が一番の地獄だったとしても、自らの世界を肯定すると。
本当に…人は愚かでありながらも誇り高く、窮地にあって力強さを見せる生き物だと思います。現代人の大半は強大なものを前にしたとき、首を垂れてしまうでしょう。
一番ぐだくん達に近い世代を生きた英霊であるホームズがこれを告げ、ぐだくんが肯定したときになんとも人間らしいと思ったもんです。同時に生きていることや自分の過去に一切の後悔がない怪物なのかも思いましたが。
ですが、自分たちと同じ世界線を辿ってきた、ダイバージェンス0.0000001%の世界線であったなら彼らはいったいどうするのでしょうか?完全なる憶測にすぎませんが、ここからはこれまでの伏線など一切加味しないボクの妄想です。
少し前にも、異星の神が何をゴールとしているのか触れましたが、恐らくすべての異聞帯を切除した際、樹の種子を用いて異星の神とやらは現実世界に相似した世界を作り、人類に挑戦状を叩けつけると考えています。たぶん今までのはすべて実験なんだと考えています。
もちろんこれはただの憶測。つっぱねていただいて結構です。
強き焔が自らを呑み込もうとしている状況で、それでも誇りを忘れない気高き魂がどうこれからなっていくのかとても楽しみではあります。最終的に彼らの行いが、悪なのか善なのか。
ただ、ぐだくんが自らを悪と称すのならば、最後はどうなるのでしょうね。。。それでは短いですが、今回はこの辺で。
旅行中の列車内にて執筆。